基本の八の字巻きをする理由
シールドの巻き方を適当な巻き方で保管していると劣化につながり、断線する原因となります。正しくキレイに巻けていると、解くときに絡まりが少なく、ダメージも少ないため長持ちに効果的です。
八の字巻きがシールドを傷めにくくするのに一番適した巻き方なのです。
補足ですが、八の字巻きは絡まらない巻き方ではありませんので、そこはご注意くださいね。
シールドの劣化の原因
そもそも劣化(断線)する原因はなにか?
これは『ねじれ』が原因となっています。ねじれの回数が多いほどシールドの寿命を減らすことにつながっています。
この八の字巻きは『ねじれを出来るだけ抑えた巻き方』になっていて、シールドの巻き方の基本となっている訳です。
八の字巻きの種類について
八の字巻きには3種類の巻き方があります。
- 順手巻き
- 逆手巻き
- 床巻き
どの巻き方が良いという訳ではありませんが、皆さんがやりやすい方法が見つかれば良いと思います。
八の字巻きのやり方
八の字巻きは『順巻き』と『逆巻き』の繰り返しをすることで出来ます。
『順巻きのねじれ』と『逆巻きのねじれ』がお互いにねじれを打ち消し合うことで、ねじれが残らずに解きやすくなるという訳です。
では実際に八の字巻きをやってみましょう!
参考になる動画がありますので見ながらチャレンジしてください。
八の字巻きの方法(基本編)
八の字巻きの方法(応用編)
八の字巻きのポイント
八の字巻きをする上で意識して欲しいのはスピードでも形の綺麗さでもなく、ねじれがかかっていないことになります。
八の字巻きの形にはなっているがシールドがねじれていることもあります。
・シールドのねじれを出来るだけ解いていく
・出来るだけ同じサイズの大きな輪で八の字巻きをすること
上記2点がポイントとなります。
とくに輪の大きさは、大きければ大きいほどシールドのねじれも分散されるので、収納に困らないギリギリのサイズで巻くことをおすすめします。
小さな輪でシールドを巻くと、八の字巻きであってもシールドの寿命を縮めてしまうことになるので気をつけてください。
まとめ
いかがでしたか?お役に立ちましたか?
慣れるまでは面倒かもしれませんが、慣れれば当たり前の巻き方になります。
音楽に携わるからには機材は大事にしたいですよね。それに長持ちすれば経済的にも助かりますし。
ちなみにこの八の字巻きはギター以外のシールドでも使えますよ。
解きやすくて、長持ちと良いことしかありませんので、ぜひマスターしましょう!