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「あの人はどうしてあんなに歌がうまいんだろう?」
「私もカラオケで上手に歌えるようになりたい」
歌が上達すれば、人前でさらに楽しく歌えるようになりますよね。歌を上達させようとネットで調べても、トレーニング法がたくさん出てきてどれが正しいのかわからない…とお悩みではないでしょうか?そこで今回は、歌が上手い人の特徴を分析した結果わかった、最も効率的なトレーニング方法をご紹介いたします!
目次
歌が上手い人と下手な人の違いは何でしょうか?そこで、歌が上手く聴こえる理由を解説します。
声量があるから
どんなに音程やリズム感がしっかりしていても、よく聴こえなければ上手いと判断されません。
「音程」「リズム感」「声量」この3つが揃うと、人並み以上には歌が上手く聴こえるようです。もちろんビブラートやしゃくりなどのテクニックもありますが、その練習をする前にまずは基礎となるこの3つをマスターしましょう。
では「音程」「リズム感」「声量」を上達させるにはどうしたらよいのでしょうか。今回は数多くあるボイトレ法のうち、最も効率的なトレーニングのみをご紹介します。
5スケールトレーニングなど色々な音程トレーニング法があります。その中でも実際に歌うときに必ず役に立つのが、音飛びフレーズ練習です。
ド→ファ→ド
ド→ソ→ド
ド→ラ→ド
と音飛びに合わせて歌う練習法です。「ドレミファソラシド〜」と順番に歌うフレーズよりも、実際に曲で使われるような音飛びで練習することで実践に活かせます。音をとるときは、ギターなどの弦楽器より、ピアノなどの鍵盤楽器のほうが音が安定しているためおすすめです。
手拍子で簡単にリズム感を鍛えることができます。
ポイントは裏拍(2,4などの偶数の拍)を意識することです。POPSやロックなどの一般的な歌は裏拍となっているため、裏拍を意識して叩くことで実際に歌うときに生かしやすくなります。速いテンポで練習しようとしがちですが、実はゆっくりのテンポに合わせる方が難易度も高く、効率的にリズム感が上がります。
メトロノームは携帯アプリでもたくさん出ているので、ぜひ調べてみてください。
声量トレーニングとして、おすすめなのが腹式呼吸です。喉声では声量に限界がありますが、お腹からの発声なら倍以上の声量にすることも可能です。お腹を使う呼吸を鍛えることで、芯のある声が出せるようになります。
腹式呼吸は最もポピュラーとされるボイトレ方法です。(これをやらないボイトレ教室はまずありません。)
毎日トレーニングして、ぜひマスターしてみてください!
この発声法で実際に歌ってみたいけど、何かコツはあるの?という人のために、さらにステップアップするコツをご紹介します。
携帯の録音機能を使って、自分の歌を録音してみましょう。自分の歌を客観的に聞くことで、歌のクセや欠点が発見できます。「丁寧に歌っていたつもりが全然そんなことなかった…!」などの盲点に気づくことも。
1曲をそのまま練習するのではなく、フレーズごとに細かく分けて練習しましょう。原曲を何度も聞いて細かいニュアンスや音程の変化などを一つ一つマネするのがおすすめ。細かいテクニックは、マニュアル通りに練習するよりプロをマネして自然に覚えていきましょう。
今回は効率的な歌の上達方法についてご紹介しましたが、いかがでしょうか。歌が上手い人の特徴をひとつずつクリアしていけば、必ず歌は上達します。さらに上達したい人は、自分の歌を録音したり、歌をフレーズごとに分けてマネするのも効果的です。あなたが歌を上達させて、人前で楽しく歌えるようになることにこの記事がお役にたてば幸いです。