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上達したい 中上級者 初心者 歌の練習方法

自宅でできる効率的な発声練習5選|ほとんどの曲が歌えるようになるトレーニング法とは

マイク

「カラオケでもっと上手く歌えるようになりたい」
「きちんとした発声ができるようになりたい」
「でもボイトレに通う時間もお金もない」

そんなあなたに、自宅でできる効果的な発声の練習法をご紹介します。歌上達の最も基礎とされる発声をマスターすることで、声量や音域を格段にあげられます。また歌っても疲れにくくなるため、長時間練習できるようになります。
あなたが正しい発声を覚えて、歌唱力をさらに高めることにこの記事が参考に慣れば幸いです。

発声を鍛えると良いことばかり!ほどんどの歌が歌えるようになる!

歌う女性
正しい発声をマスターすると、声量が上がるだけでなく歌っても疲れづらくなります。さらに喉からの発声では出ない音域もラクに出るようになり、ほとんどの歌が歌えるようになります!
通常なら人が出せる声の範囲は1~1.5オクターブですが、正しい発声法を繰り返せば2~2.5オクターブまで出せるようになります。大抵の歌は1~1.8オクターブ以内で構成されているため、自分のキーに合わせれば大抵の曲は歌いきれるようになります。

良い発声には姿勢・喉を開く・腹式呼吸に気をつけるべし!

発見
良い発声をするためには3つの要素があります。「正しい姿勢」「喉を開く」「腹式呼吸」この3つができれば自然と正しい発声ができるようになります。

「正しい姿勢」
首や肩に無駄な力がかからない姿勢になりましょう。正しい姿勢ができると、歌うのに必要な腹筋や背筋に力を入れやすくなります。
喉を開く」
お腹から出す声をそのまま体外に出せるように、喉を開きましょう。お腹から声を出そうとしても、喉が閉まっていると、そこで声が絞られてしまいます。喉を痛める原因となってしまいます。
「腹式呼吸」
お腹の力を鍛えましょう。声を押し出すポンプの役割となる腹式呼吸によって、声量が左右されます。せっかく喉を開いてもお腹の力が弱いと、か細い声になってしまいます。

これらの3つの要素が全て重なると、正しい発声になります。ではこれらの要素をマスターするにはどうしたらよいのでしょうか。

効率よく鍛えられる!発声の基礎練習メニュー

少年レコーディング
正しい発声に必要な3つの要素「正しい姿勢」「喉を開く」「腹式呼吸」をそれぞれ鍛えるための練習方法をご紹介します。

姿勢を良くするストレッチ

リラックスした正しい姿勢にするためのストレッチをご紹介します。

①首を3周ずつ右回転と左回転させる。
②肩を3周回転させる。
③足は握りこぶしが2、3個入るくらい広めにあける。
④背筋を伸ばして、上半身は徹底的に力を抜く。

コツは電車やバスの中で揺られても倒れないようなバランス感覚で立つことです。重心を低くして安定させることで、体の中央に芯ができてまっすぐ声が出しやすくなります。

喉を開くトレーニング

次に「喉を開く」ためのトレーニングです。喉を開く感覚がわからない人は、あくびをしてみてください。あくびをすると喉の内部の空間が広がるのがわかるでしょう。この空間で音が共鳴することによって、通る声が出るようになるのです。
また病院でのどちんこの状態を確認される時も、喉が開いている状態です。
これらの状態を意識的に作り出すために、割り箸を使った練習をお勧めします。

①割り箸を2つ用意して、左右に1本ずつ奥歯で噛む。
舌が下がり、喉の奥が開いている感覚を掴む。(喉が開いた正しい状態)②今度は前の方の歯で噛む。ほっぺたの筋肉ばかりに力が入り、舌が上がったまま喉が閉まっている状態を掴む。(喉が閉まった間違った状態)

①と②を繰り返すことで、喉の動きの違いを理解して自在に喉の開き方が調節できるように習います。

腹式呼吸トレーニング

胸式呼吸と腹式呼吸の違いから理解しましょう。
胸式呼吸は、ダッシュをしたあと息が上がっているときなどに見られる、肩で息をしている状態です。息をすることで胸が膨らんだりしぼんだりします。
それに対して腹式呼吸は、寝ているときなどに見られる、お腹で息をしている状態です。息をすることでお腹が膨らんだりしぼんだりします。

腹式呼吸を鍛えることで、お腹から強い息を出して芯のある声が出るようになります。

①腹式呼吸で静かに息をする。
②息を吐くときに口を少しだけ開き、ため息をつくように「はぁ〜」と息を吐く。
※強く吐くと喉に力が入ってしまいます。喉に力が絶対入らないように練習しましょう。
③慣れてきたら、ため息に音をのせるように「あ〜」と声を出す。
④もっと慣れてきたら、「あ〜」を長く伸ばしたり、音を上げ下げしたりして自在に操れるようにする。

これらの基本要素をマスターして、正しい発声の基礎を覚えましょう。意識しなくてもこの状態で歌えるようになれば、あなたの歌はかなり変わっているはずです。

基礎練習に慣れてきたら…。さらに効果を高めるトレーニング2選

ヴォーカル
基礎練習になれてきたら、発声をさらに自在に操れるように応用トレーニングにチャレンジしましょう。

5トーンスケールで音階トレーニング

「ドレミファソファミレド」の音階に乗せて発声する方法です。発声だけでなく、音階の練習になります。半音ずつあげながらやっていき、限界まで上がったら、今度は半音ずつ下がってきます。ピアノを使ってもできますし、YouTubeに練習動画も上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=bS_vFvKwdA4 女性用
https://www.youtube.com/watch?v=kXTq-zrxnto 男性用

音階にのせる言葉によって、効果が変わります。

「ハ」:一番定番の出しやすい言葉です。軽い声出しによく使われます。「ハッ」:切って発音する言葉です。息を切るので、腹筋を自在に操る練習になります。

「ネイ」:高い音を出しやすい言葉です。高い音になったときに「ネーネー」となって「イ」を言えなくなってしまうので注意です。

「ウィ」:高音を張り上げてしまう人はこの言葉で練習しましょう。張り上げにくい発音なので、張り上げない高音を出す感覚が掴めるようになります。

「グ」:「グッグッグッ」と切りながら発声しましょう。構えないと出ない発声なので、芯のある声を出す感覚が掴めるようになります。

ロングトーンで伸びるような声に

ロングトーン グラフ
ロングトーンは、腹式呼吸により横隔膜を使うことで空気の吐き出す量を一定に保つ練習になります。できる限り同じ音量、同じ音程、同じ強さで息を吐くことを意識して、息を吐き切るまでやります。少しずつ伸ばす時間を増やすことで
・肺活量UP
・まっすぐ伸びる声を出せるようになる
・喉を傷めにくくなる

などの効果が得られます。

息を吐くのに慣れてきたら、唇を震わせて行う「リップロール」や、舌を震わせて行う「タングロール」にも挑戦して見ましょう。これらは滑舌改善の効果もあります。

発声をマスターして、どんな曲でも歌えるようになろう!

今回は、自宅でできる発声練習についてご紹介しましたがいかがでしょうか?難しそうに見える発声でも、「姿勢」「喉の開き」「腹式呼吸」をひとつずつ覚えれば、必ずマスターできるようになります。正しい発声は、喉を痛めなくなるだけでなく、声量UPや音域UPに繋がります。
そのほかにも5トーンスケールやロングトーンなどの応用練習もご紹介しました。これらを全てできるようになれば、今まで高いと感じていた歌も楽に歌えるようになるはずです。
あなたが発声をマスターし、さらに多くの歌を楽しめるようになることに、この記事がお役にたてば幸いです。

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文字で見て、動画で見て、発声練習を行うような独学ももちろんある程度は上達すると思いますが、やはりプロに教えてもらうのが一番です。

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