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カラオケで歌を歌うのが恥ずかしいと感じる人の多くは
「実際に歌ってみて音痴だと思われたらどうしよう」
という恐怖感によるものだと思います。
では実際にカラオケに行って、音痴な人がいたらどうなるでしょう。
優しい人なら「周りの人はそんなこと気にしない」というかもしれません。
が、それはあなた自身を勇気づけるために言っている綺麗ごとに過ぎないと私は考えています。
事実、私が高校生の頃仲良くしていた4人組がいたのですが、その4人で初めてカラオケに行ったときに、1名だけ明らかに音程がズレており、その1名がトイレに行くために部屋を出るとすかさず残りの3人は
「あいつ音程ズレてるな・・・」
という話で盛り上がりました。高校生は素直で残酷ですね。
また、大人になったら皆さんある程度良識はわきまえるので言葉には出さないかもしれませんが、少なからず
「あぁ、この人ズレてるな・・・」
という微妙な空気感が生まれるでしょう。
ではなぜこのような空気が生まれてしまうのでしょうか。
それは、誰しもその人が音痴だとは「予想していなかった」からです。
人間は予想していなかった事態が起こると少なからず精神的なストレスを抱える生き物です。
「みんな普通に曲の音程に合わせてそれなりに歌いこなすものだろう」という意識があるのにもかかわらず、いきなり音程の外れた歌声が聞こえてきたら誰しも気にならないワケがないのです。
「周りの人はそんなこと気にしない」というのがきれいごとであることがお分かりいただけるでしょう。
ではカラオケで歌うのが恥ずかしい人が解決する唯一の方法は何なのか。
それは、あなたが音痴であることを予想している人がいるところへ行けばいいのです。
具体的に言えばボイストレーニングスクールです。
ボイストレーニングと言えば歌がある程度上手い人も少なからずいるかもしれませんが、はっきり言って音程なんて全くつかめないというようなド素人が大半です。
そのため、そこで教える講師は全員、受講者は全員下手くそであるという前提で指導をしてくれます。
だから、あなたがどれだけ音程が外れていようが講師は全く気にしません。なぜなら、あなたが歌が下手なのは予想していたことだからです。そう考えると、人前で歌を歌うのが恥ずかしいという気持ちも少しは和らぐのではないでしょうか。
「ボイストレーニングに通うお金なんかない」
という人でも、無料で体験レッスンが受けられるスクールはいくつもあるので、まずはお試しで受けてみることをオススメします。