年間250万人が利用する、国内最大級の音楽教室情報・音楽情報メディア

利用者数250万人突破!今日からあなたもミュージシャン!

上達したい 初心者 歌の練習方法

音大卒の私が教える!たった1週間で簡単にカラオケ上達できる方法!

マイク

誰でも簡単にカラオケを上達することができる!
「歌うことは好きなのに、カラオケに行くといつも上手く歌えない…」そんな悩みを抱えている人は、意外とたくさんいます。かく言う私も、昔は非常に音痴で、カラオケの採点モードでは60~70点代しかとれませんでした。
歌声にコンプレックスを感じていた私でしたが、様々な歌の練習を行った結果、今では十八番ソングを歌えば90点代を簡単に出すことができるようになったのです。それだけでなく、練習を積み重ねることによって、音大の声楽科に合格することもできました。
そんな経験をした私だからこそ、こう思うのです。「どんなに歌が下手な人でも、練習の仕方次第で絶対に歌唱力はアップできる」と。

この記事では、私が歌唱力アップのために実際に行ってきた練習方法を紹介します。ここに書かれている練習方法を実践すれば、間違いなく今よりも歌唱力を上げることができますよ!きちんと取り組んでいれば1週間ほどでレベルアップを徐々に感じられる練習方法ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。「カラオケでの歌唱スキルを上達させたい!」と思っている方にとって、この記事がお役に立てれば幸いです。

オリエンタスナビ

これだけでも劇的に変わる!カラオケの基本的な練習方法

カラオケ
歌を上達させたいのであれば、まずは基礎的な練習を何度も繰り返し行う必要があります。とはいえ「どんな練習から始めればよいのかよく分からない」という人も多いはず。ということで、効率的で確実性のある基礎練習を紹介していきます。以下の練習方法をさっそく取り入れてみてください。

①まずは練習したい曲を何十回も聴こう!

まずは、カラオケで上手く歌いたい楽曲を1曲決めましょう。初めのうちは、できるだけ難易度の低い楽曲やたくさん聴き込んでいる曲を選ぶことをおすすめします。「どのような曲が簡単なのか分からない」という方は、ぜひ以下のリストを参考にしてみてください。

曲名 アーティスト名 おすすめする理由
世界に一つだけの花 SMAP 音域の幅が狭く、高音が苦手でも歌いやすい。
海の声 桐谷健太 テンポがゆったりしているので、リズムが取りやすい。音域の幅も狭いので初心者向き。
魂のルフラン 高橋洋子 アップテンポでリズムが取りやすく、音域の幅も広くないのでおすすめ。
春よ、来い 松任谷由実 テンポがゆったりしているので、一音一音慎重に歌うことができる。
負けないで ZARD 程よいテンポなのでリズムがとりやすく、メロディもシンプルで簡単なのでおすすめ。
愛は勝つ KAN 音域の幅が狭く、メロディもシンプルなので初心者向き。

メロディがシンプルで音域の狭い曲を選ぶと、無理せず音程をとることができるため練習曲にはうってつけです。また、テンポがゆったりとしている曲も、落ち着いてゆっくりリズムをカウントできますし、一音一音丁寧に歌うことができるためおすすめです。

上達させたい曲が決まったら、まずはその曲を何度も繰り返し聴きましょう。「同じ曲をひたすら歌って練習する」という方法をとる人が多いですが、その前にしっかりと歌を聴き込むことが非常に重要です。なぜなら、歌を聴き込むことによって、テンポや音程を頭の中にインプットすることができるからです。テンポや音程が曖昧なまま、繰り返し歌う練習を行ってしまうと、間違ったテンポや音程で歌を覚えてしまう可能性があります。そのような事態を回避するためにも、最低30回以上は歌を聴き込んで、歌を聴かなくても頭の中でその歌を再生できる状態にしましょう。

②たくさん聴いたら今度は歌ってみよう!

歌のテンポや音程などをしっかりとインプットすることができたら、今度は実際にカラオケ音源に合わせながら歌ってみましょう。歌う時は、その歌を歌っているアーティストになったつもりで歌うことが重要です。とは言っても、そのアーティストの声真似をする必要はありません。息づかいや強弱のつけ方といった技術的な面だけを真似るようにして歌えばOKです。たくさん聴き込んでいれば、そのような技術的な面も自然と頭の中に残っているため、真似しやすくなります。

③自分の歌声を録音して聴いてみよう!

カラオケ音源に合わせて歌う時は、自分の歌声を録音しておきましょう。スマートフォンの録音アプリをダウンロードして使用すれば、簡単に記録することができます。
ちなみに私はiPhoneの標準アプリである「ボイスメモ」で録音をしています。「ボイスメモ」は操作も非常に簡単ですし、ダイレクトに録音しているわりには綺麗に記録することができるのでおすすめです。
録音した自分の歌声を聴いたことがない人は、録音した内容を聴いて「自分ってこんな声をしているの…!?」と衝撃を受けることでしょう。というのも、“自分の耳に聞こえている自分の声””他人の耳に聞こえている自分の声”では、大きなギャップがあります。“自分の耳に聞こえている自分の声”は、骨伝導(あごの骨を伝って聴こえてくる音)なのです。一方、“他人の耳に聞こえている自分の声”は、骨ではなく空気を介して伝わっているため、聞こえ方にどうしても差が出てしまいます。「録音した歌声=他人の耳に聞こえている自分の声」なので、録音した内容がどんどん改善されていくことを目指していきましょう。

④「イマイチ…」と思える箇所はさらに聴き込んで真似よう!

録音した自分の歌声を聴いてみて「ここの部分が気持ち悪くてイマイチ…」「聴き込んだ内容とは大きくかけ離れている」と感じる場所が、きっといくつか見つかるはずです。
もし、録音した内容を聴いてみて「おかしいと思う場所が見当たらない」と感じた場合は、思い切って他の人に録音した内容を聴かせて、客観的な意見を求めるのも良いでしょう。お世辞を言ってくれる人ではなく、できるだけ辛口な意見を言ってくれる人を選んだ方が後々自分のためになります。ちなみに私の場合は、一切遠慮せずに意見を言ってくれる家族に聴かせることが多いです。
自分で「イマイチ…」と感じる場所や、他人から「おかしい」と言われた場所が見つかったら、今度は原曲のそのパートだけさらに聴き込みましょう。そして「イマイチ…」と感じる場所をもっと原曲のアーティストに似せるつもりで歌って録音をし、自分の歌い方が変わっていないようだったら、また更に聴き込んで真似て歌ってみる…といった調子で、何度も「聴く」と「歌う」を繰り返してみてください。そうしていくうちに、自然と歌唱力は上がっていきます。

悩み別に紹介!カラオケの上達方法

ヘッドホンとマイク
楽曲によっては「音域の幅が広い歌」や「声量が重要になってくる歌」なども当然あります。そのため「高い音や低い音が出ない」「声量が全くない」といった悩みに遭遇することもあるでしょう。そこで、今回はよくある悩み別に、おすすめの改善方法を紹介します。
音域や声量、息つぎ、早口などでつまずいている人は、ぜひ以下の方法を参考にしてみてください。

高音が出せない

高音が出せないのは、喉に力が入ってしまっているからです。喉に力を入れて、無理やり高い声を出そうとしても限度がありますし、声帯に負担をかけてしまいます。高音を出したいのであれば、反対に喉の力を抜いて、リラックスした状態で歌う必要があります。そして、喉からではなく、腹から声を出すイメージで歌いましょう。具体的には、以下の方法を実践してみてください。

① あくびをする時のイメージをする。(口を大きく開けて、実際に1回あくびをしてみてもOK。)
② あくびのイメージができたら、喉がリラックス状態になっているはずなので、そのままお腹に空気をためる。(睡眠中の呼吸の仕方をイメージしながら、お腹を膨らませる。上手くできない時は、就寝するつもりで横になってみて、呼吸をするのがおすすめ。)
③ お腹に空気がたまったら、その空気をゆっくり吐き出す。
④ 以上の方法で、空気を吸って吐くという練習を何回か繰り返す。
⑤ 呼吸をすることに慣れたら、今度は息を吐き出す時に声を乗せてみる。その際、あくびをした時のような「ふぁ~」といった声を出してみる。
⑥ 慣れてきたら、今度はもっと高い声で「ふぁ~」といって、声を出してみる。
⑦ その調子でどんどん声を高くして、高音を出せるように目指していく。

以上の練習を繰り返すことにより「リラックスした状態で、お腹から高音を出す」というテクニックを掴むことができます。

「ふぁ~」の代わりに、猫の鳴き真似のように「にゃー」といってみたり、ゲゲゲの鬼太郎に登場する目玉おやじの声真似をするつもりで「おい、鬼太郎」といってみるのも効果的です。「にゃー」や「おい、鬼太郎」といった言葉は、自然と裏声になりやすい”魔法の言葉”でもあるので、高音を出す練習にはうってつけですよ!

低音が出せない

低音を出せない原因も、高音が出せない時の原因と同じです。そのため、「高音が出せない」の項目で先述した①~⑤までの練習をまずは行ってみましょう。そしたら、今度は「ふぁ~」の声をどんどん低くしていきます。低い声は高い声に比べるとどうしても小声になりやすい傾向にあるため「大きな声で歌わなきゃ!」と意識してしまいがちです。
しかし、無理に力を入れて大きい声を出す必要はありません。それよりも、3~4メートルほど離れた場所にいる人へ気軽に話しかけるようなつもりで声を出してみましょう。そうすることによってリラックスした声を自然と出すことができるため、低音で歌うコツを掴めます。

声量が小さい

声量が小さくなってしまう原因は、主に以下の2つが挙げられます。

・お腹から声が出ていない。
・肺活量が少ない。

「お腹から声が出ていない」に関しては、「高音が出せない」の項目で先述した①~⑤までの練習をすることによって改善することができます。
また、肺活量を増やすためには、ロングブレスという練習を行ってみましょう。ロングブレスはその名の通り、長い間息を吐き出す練習方法です。息をたくさん吸い込んだ後、歯の隙間から息を漏らすような感じで「スー」と言いながら、ゆっくり息を吐いていきます。息を全部吐き出したら、今度はまたゆっくりとお腹に空気をためていき、その後3秒ほど息を止めてから再び「スー」と言って吐き出しましょう。この練習を積み重ねることによって肺活量が鍛えられ、以前よりも大きい声(=たくさんの息)を出すことができるようになります。

息が続かない

息が続かない場合も、肺活量を鍛えることによって改善することができます。「声量が小さい」の項目で先述したロングブレスという練習方法をぜひ試してみてください。
また、歌によっては息つぎする場所を増やすのもひとつの方法です。原曲のアーティストを真似て、息つぎする場所を完コピするのがベストですが、それが難しい場合は、息つぎの場所を多くしても問題ありません。

ラップや早口の歌が苦手

「ラップを歌えるようになりたい」「早口の歌に憧れる」という人もいることでしょう。しかし、いざ歌ってみると「口が全然回らない」という悩みにぶつかってしまう人はたくさんいます。
そんな時は、まずゆっくり歌って練習することを心がけましょう。カラオケボックスの機械を使えば、曲のテンポを変えることができるので、自分が歌えるテンポに調整した上で、一言ずつハキハキと発音しながら歌ってみてください。そして、慣れてきたら徐々にテンポアップしていき、原曲の速さでも歌えるようにしていきましょう。地道な練習ではありますが、何度も歌っていくうちに口が慣れてきて、だんだんと歌えるようになっていきます。

手軽に練習できる!おすすめカラオケ練習アプリ!

マイク
「練習のために毎日カラオケボックスに通うのは難しい…」という人は、きっとたくさんいるはず。私自身、歌うのが好きとはいえ、カラオケ練習のためだけにカラオケボックスへ毎日通うのは正直しんどいと感じてしまうので、面倒くさいという気持ちはよく分かります。

そこで、おすすめしたいのが「カラオケ練習アプリ」を使って、歌の練習をするという方法です。
わざわざカラオケボックスに足を運ばなくても「カラオケ練習アプリ」を使えば、どこでも気軽に練習ができるので大変便利です。「カラオケ練習アプリ」で検索をすると数多くのアプリが出てきますが、今回はその中でも特におすすめできるアプリを3つ厳選して紹介します。「お家でまったり練習したい」「空き時間を使って、パパっと練習したい」という人は要チェックです。

カラオケJOYSOUND+

カラオケJOYSOUND+
「カラオケJOYSOUND+」は、無料でダウンロードすることができるカラオケ練習アプリです。このアプリの凄いところは、1日1曲までなら何度でもカラオケ音源を再生して練習できるという点。しかも、無料で採点機能を使用することもできます。
「1日のうちに何曲か練習したい」という場合は、1ヶ月360円の有料プランに変更すれば、約14万曲以上の歌がいつでも歌い放題かつ採点し放題になるのでおすすめです。カラオケボックスに行くよりも、遥かに安い金額でカラオケし放題というのはかなり嬉しいポイントといえるでしょう。
それだけでなく、このアプリはなんと自分の歌声を録音することもできちゃいます。もちろん、録音した音源を保存しておいて、後から聴き直すこともできるため、カラオケの練習にはうってつけのアプリです。

本格的なボイトレをしたい人は、音楽教室に行ってみよう!

シアーミュージック
今回紹介した方法を真面目に実践すれば確実に歌唱力をアップさせることができますが、それでもひたすら一人で歌の練習をするのは正直心細いですし「本当にこれで上手くなっているのかな…」と不安になってしまいがちです。それに、もっと本格的に歌を上達させたいのであれば、プロの指導を受けた方がより確実にスキルアップできます。
「独学だけでは不安」「歌手を目指したい」「プロの意見が欲しい」という場合は、もっと本格的なボイトレを行うために、音楽教室へ通うことをおすすめします。音楽教室といっても数多くありますが、その中でも「ボーカルレッスンミュウ」と「シアーミュージック」という教室は、かなりの大手なのでおすすめです。

「ボーカルレッスンミュウ」は、その名の通りボーカルに特化した音楽教室なので「歌のスキルだけをアップできればそれで良い!」と思っている人にうってつけの教室です。

「シアーミュージック」は、ボーカルだけでなくギターやピアノ、ベース、ドラム、ウクレレといった様々なコースを設けています。そのため「歌だけでなく楽器も上達させたい」と思っている人は「シアーミュージック」を選ぶと良いでしょう。

歌唱力をアップさせてカラオケをもっと楽しもう!

カラオケ
カラオケが上達したら、歌うことがもっと楽しくなります。そのためにも、以下のポイントを踏まえて練習をしてみましょう。

  • 「原曲を聴く→録音しながら歌う→録音した内容を聴く→ダメな部分を見つけたらさらに原曲を聴く」といった基礎練習を繰り返し行う。
  • 高音や低音が苦手な場合は、「リラックスすること」と「お腹から声を出すこと」を意識。
  • 声量が少ない、息が続かないという場合は、ロングブレスの練習をしてみる。
  • ラップや早口の歌を上達させたい場合は、ゆっくり歌う練習から初めてみる。

また、自宅で気軽に練習したい人は「カラオケ練習アプリ」を使用してみるのもおすすめですし、もっと本格的な練習を取り入れたいのであれば音楽教室に通うのもおすすめです。今回紹介した練習方法によって、歌の悩みが少しでも解決することを願っています。

歌が上手く聴こえるコツ

ここまでご紹介してきた練習方法・上達方法を実践すれば、必ず自分の歌声に自信が持てるようになります。
今まで歌声に自信が持てなかった人には、ぜひ実践し、上手になってカラオケを楽しんでもらいたいです。

しかし、いくら歌声に自信が持てるようになったとしても、やっぱり人前で歌うのは緊張するものです。

そこでここからは、せっかく自信を持てるようになった歌声の魅力を、さらに伸ばす秘訣を教えたいと思います。

ここからご紹介するのは歌が上手く聴こえるコツ
「あなたの実力を120%出し切るコツ」と言い換えることも出来るかもしれませんね。ちょっとしたコツで、あなたの歌はさらに上手に聴こえるようになります。

上記でご紹介した練習方法・上達方法と、これからご紹介する歌が上手く聴こえるコツをマスターすれば、もうあなたには怖いものなしです。緊張せずにカラオケを楽しみましょう!

歌う前の準備編

歌が上手く聴こえるようにするためには、歌う前から準備が必要です。
しかし準備と言っても大袈裟なものではないので、運動前の柔軟体操のように、気軽に、でもしっかりと行ってみましょう。

歌が上手く聴こえるコツ【飲み物は水】

歌う時間があらかじめ分かっている場合は、1時間前から準備を始めましょう!

まず初めの準備として、「飲み物は水」です。

歌声と体のうるおいは、実は密接に関係しています。
喉のうるおいはもちろん、体全体がうるおっている方が歌声はキレイに響きます。
それなので、歌う1時間ほど前からは、積極的に水を摂って体をうるおして下さい。

この時に、お茶やコーヒーなどのカフェインが入っている飲み物はおすすめしません。
カフェインには利尿作用があるので、体をうるおすには向いていないからです。また、利尿作用のため、大事な本番の直前にお手洗いに行きたくなってしまった…!という事態を招かないとも限らないからです。

最近では、歌声を良くする”カラオケ時、専用のアイテム”が数多く販売されています。
歌う直前に舐めると声が出しやすくなるキャンディーや、声の通りを良くする栄養ドリンクなど。
その中に「ボイスケアサロン声専用天然水」という、キレイな歌声を守るために開発された天然水もあります。

こちらの「ボイスケアサロン声専用天然水」は1本500円と高額ではありますが、世界中の天然水の中から、1番喉を守るのに適した硬度・成分を含む天然水をボトリング。飲んでから歌うことで、歌声の質が確実に変わります。

こういった面白いアイテムもあるので、興味があればぜひ1度活用してみてください。

歌が上手く聴こえるコツ【リップロール】

最近はボイトレの一つとしても人気で、有名な方法となった「リップロール」。

唇をブルブルと震わせるリップロールは、小さい頃に誰もが一度はやってみたことがあるのではないでしょうか。
この、小さい子にも簡単に行えるリップロール。簡単な方法ですが、歌が上手く聴こえるための準備としてすごい効果を発揮するんです。

リップロールを行うことで唇の緊張がほぐれます。
そのため柔らかな唇となり、発音・発声しやすくなっていきます。
また唇の周辺にある表情筋の緊張もほぐれ、口が開けやすく。大きく口を開けられるようになると、それだけで声量が増えます。

さらに横隔膜を刺激する効果もあるので、腹式呼吸を行いやすくなり、結果的に腹の底から響きのある声を出せるようになるんです。

このように簡単に行えるリップロールですが、歌が上手く聴こえるためのたくさんの効果が。
歌う直前に2~3分程度行うと、十分な効果が期待できるでしょう。

[リップロールのやり方]
唇を閉じ、その状態で空気を排出します。その時に唇がブルブル震えていたら正しく行えている証拠です。

歌っている最中編

さて、歌が上手く聴こえるための準備は完了です。
ここからは、歌っている最中に意識してほしいコツをご紹介していきます。

歌が上手く聴こえるコツ【後頭部から声を出す】

小学校や中学校の音楽の授業の時、先生がよく「頭のてっぺんから声を出して!」と言っていたのを覚えていませんか?
あの教えを今一度思い出し、歌っている最中に意識してみてください。

「後頭部から声を出す」というと顔が引きつって肩に力が入ってしまう人もいますが、そういう人は「歌声を頭の中に響かせるイメージ」でも構いません。

「後頭部から声を出す」や「歌声を頭の中に響かせる」を意識すると、とくに高音が出しやすくなり、歌声に伸びが。
高音を出すことが苦手な人には、とくに意識してもらいたいコツです。

最初は少し難しいかもしれないので、高音パートの時だけ意識してみるなど、自分で調整して徐々に行ってください。

歌が上手く聴こえるコツ【ビブラートをかける】

ビブラートをかけられるようになると、格段に歌が上手く聴こえるようになります。
アーティストの歌を聴いた時、ビブラートがかかっているとそれだけで感動しちゃったりしますよね。

ビブラートとは歌のフレーズの終わりに、声を揺らす技術のこと。
ビブラートにも種類があるのですが、今回はメジャーな方法を2つ教えるので、ぜひこっそり練習して、本番で発揮してみてください。

[ビブラートのかけ方]
①横隔膜を揺らす。
この方法はお腹から声を出す際に、横隔膜を上下に揺らすことで、ビブラートをかけます。
横隔膜は、へその下にある丹田に力を入れることで揺らすことが出来ます。
横隔膜を揺らすこの方法が、数あるビブラートのかけ方の中でも1番理想的と言われている方法です。
②喉を揺らす。
幼いころに「ワレワレハウチュウジンダ~」と声を揺らして宇宙人のモノマネをした経験が、誰でも1度はあると思います。
喉を揺らすとは、簡単に言うと宇宙人のモノマネ。あの声を、歌声の中に取り入れることで簡単にビブラートをかけることが出来ます。

歌が上手く聴こえるコツ【歌詞の意味をくみ取り強弱をつける】

歌が上手く聴こえるコツとしては、これが一番取り入れやすいのではないかと思います。

歌詞の意味をくみ取り、歌声に強弱をつけるだけでも歌が上手く聴こえるように。
歌詞の中の主人公になりきって、感情的に歌うと、自然と強弱がつけられます。
また、歌詞の世界に入り込むことで、歌うこと自体もすごく楽しくなってきます。

メリハリがつけられるように、普段から弱い声(小さな声)と強い声(大きな声)を出す練習をしておきましょう。