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カラオケで上手くハモりながら歌っている人達を見ると自分もカッコいい、やってみたいと思いますし、自分も周りも盛り上がってきませんか?ハモりが入っているかどうかでその曲に華やかさが生まれ聴き映えが何倍にも変わりますし、とても魅力的になってきます。
今現在、カラオケでハモりたいからとこの内容を読んで頂いている方もいるかもしれません。即実践できる内容もあるので基本を理解して是非カラオケで練習してみてください!
プロじゃないけど、カラオケだから楽しく歌ってハモれたら最高ですよね!
少しでも上達すれば、歌うことへの充実感をより感じる事にもつながります。
ここでは皆さんが楽しく気持ち良くカラオケでハモれるコツを伝授します。
よくカラオケに行ったりすると『ハモってる』と簡単にハモると言っていますが、そもそも『ハモり』の意味や仕組みなど素人の私たちにはあまり理解できていないのがほとんどだと思います。私もその内の一人でした。ここでは皆さんが理解しやすいように解説していきますね!
『ハモる』のハモはハーモニー(harmony)が由来で、音程の異なる楽音もしくは音声で調和のとれた響き(ハーモニー)を作り出すことのようです。
調べてみると主旋律と異なる低音や高音のメロディーで歌いハーモニーを作るようです・・・
簡単に言いますがこれがなかなかできません。
異なるメロディーとはいうものの、主旋律に合わないととても下手な歌になってしまいますし、そのちょうどよいラインが素人にはわかりませんよね?
まずはハモりの仕組みについて知っていきましょう。
ハモるというのはただ単に主旋律と音程をずらして歌えば良いという訳ではありません。
ハモるためには音の法則があります。
私たち初心者がまず初めに意識したいことは、主旋律に対して3度ずらすということです。
3度ずらすことは、ド⇒ドは1度になるのでド⇒ミが3度、ド⇒ソは5度上げていることになります。
カラオケだと1度でキー1個分になるため、キー3個の上げ下げになります。
『ド・ミ・ソ』の和音があると考えます。和音とは複数の音を同時に鳴らしたときに、ちょうど心地よく聞こえる組み合わせのことです。
例えば基準の音をドとして、3度のミ、5度のソを重ねて、『ド・ミ・ソ』の和音、というわけです。それを一緒に歌うと、「ハモる」ということになります。メロディーに対してハモるときは、基本的に3度ハモリをすれば大体間違いはありません。(曲により例外はあります)
まったく練習も無しに即興でハモることは素人には不可能です。
たまにできる人はいますがその人は才能です。ただ、その人もきっと基本の3度の和音を理解していると思います。よく聞いてみると良いでしょう。
今では動画やアプリ、カラオケなど様々な練習が個人でもできますのでいろいろと調べてみるのもよいでしょう。その練習は地道にはなりますが、音源を聴く、声に出して歌う、そしてその歌を聴くこの繰り返しが非常に大切になりますので詳しくお伝えします。
メインとハモりの音程を覚えることが大切です。完璧に歌えるようになるまで聞き込んで覚えるようにしましょう。耳を鍛えることで、主旋律からハモるために必要なメロディーをずらす距離感が掴めてきます。有名な楽曲であれば、YouTubeにハモリ練習用の動画などアップされていますので参考までにご覧ください。
主旋律とハモリパートの両方を実際に声に出して歌ってみることです。音感トレーニングにも非常に良いです。はじめはいつも歌っているのと違和感があるかもしれませんが、続けていくことでハモリパートをしっかりと覚えられますし、主旋律につられたりしなくなります。もしつられそうになったら片方の耳だけ塞いで歌ってみてください。片耳を塞ぐことで自分の声がしっかりと聞こえてきますので、自分のパートを集中して歌うことができます。
自分の声や歌を録音して聴く事ってあまりないですよね?ただ、自分がどの音程や音量のバランスで歌っているのか非常に良くわかりますし、実は聴く事も上達には欠かせないポイントなのです。聴くことで自分の歌い方の癖などもわかってきます。そこから少しずつ修正を繰り返していくと良いでしょう。
上達の近道は何度も聴いて覚えて、繰り返し歌うことしかありません。当たり前だと思うかもしれませんが、体に染み込ませることが一番重要です。
自分がどの音程を出すべきなのか、出しているのかは、実際に声を出して確認することも必要です。少しずつ身についてきたら主旋律のメロディーと合わせて歌ってみるのも良いと思います。音の重なりが少しずつ実感できるようになります。
この感覚が非常に大切で、「あ、今ハモれている!」と感じます。
地道ですが、この感覚を積み重ねていってください。きっとあなたの歌に華やかさや深みが増していくでしょう。もっと上手くなりたい、プロの指導を受けてみたいと感じるなら体験でボイトレにチャレンジしてみるのも良いですね。
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家の中で大声を出して歌うことはなかなか難しいものです。となれば私たちが手軽に利用出来て練習できる施設はカラオケ以外ありませんよね。最近は一人でできるカラオケもあるので、周りの目を気にせずに練習に励めます。カラオケ機器のDAMならハモリトレーニングが付いていてデュエットのハモリパートの練習が可能です。(LIVE DAM STUDIUMのみ)
少しモチベーションを上げるためにアーティストの情報や楽曲を聴いてみましょう。ハモりが上手いアーティストって誰でしょうか?
ボーカルが2人以上いるアーティストグループの魅力ってなんだと思いますか?私は圧倒的に「コーラスワーク」だと思っています。実際に生歌を聞いてみると、
「あれ?何か違うな・・・」
「いつも聞いているのと全然違う・・・」
「音程外れている気が・・・」
と思われた方々もいらっしゃるように感じます。私もそう思うことがたまにあります。実際に生歌でハモりが圧倒的に上手いアーティストを選んでみました。
R&BからJ-POPまで幅広いジャンルの楽曲を、パワフルな歌声と美しいコーラスワークで歌い上げ、10代の女子を中心に人気を集める、女子高生6人組ボーカルグループの“リトグリ”こと、Little Glee Monster(リトル・グリー・モンスター)。2018年『コカ・コーラ』のイメージソングの「世界はあなたに笑いかけている」は多くの人の耳に届いた曲です。
人気ドラマ『陸王』で「Jupiter」が劇中歌で使用され非常に注目を浴びていました。現在は5人ですが、それでも彼女たちの歌唱力が変わることはありません。
圧倒的な歌唱力でハモりといえばこのグループ以外考えられないゴスペラーズ。同じ大学のサークルメンバーで結成されたグループ。日本でハモりをメジャーにしたのは間違いなくゴスペラーズです。日本では珍しくメンバー5人全員が作詞、作曲、ボーカルをこなすことができることは驚きです。彼らの個性的な歌声から織りなす絶妙なハーモニーは聴き手の心に染み渡ります。一度も生で聴けたことがないのが残念です。
ハモるアーティストアーティスト言えば『コブクロ』の名前は間違いなく出るでしょう。大阪の路上ライブからスタートした彼ら。見た目とのギャップがあるパワーのある黒田さんのボーカルにと優しさと美しさを兼ね備えた歌声の小淵さん。それに綺麗な歌詞。素晴らしいとしか言いようがありませんよね。
絢香さんとのコラボ曲「WINDING ROAD」も素晴らしかった!他のアーティストを混ぜても全くぶれない、むしろ魅力を倍増させる安定感がありますね。またハモりの練習曲がたくさんあります。上手く出来ればお互いの声の響きが共鳴しハモっている感覚を強く味わえます。
2001年結成。テレビ番組『ASAYAN』から生まれたユニット。堂珍さん・川畑さん2人の化学反応が凄まじかったことから合格時にCHEMISTRYという名がついたと言われています。私も当時よく聞いていましたが、レベルの表現をすることができないぐらいカッコよくて本当にお上手です。最近はあまり聴く機会が減ってきていますが、2人の素晴らしい歌声、テクニックに魅了されたいものです。
こちらは女性にオススメしたいハモりやすい曲です。メインパートのメロディーも分かりやすく、ハモリも聴き取りやすいのでオススメです。この曲は女性2人でハモるならとても聴き応えのある1曲になると思います。
初心者でもハモりやすい楽曲です。
現代のデュエット定番曲となったこの『AM11:00』。音程が聴き取りやすく、サビでのハモりがとても美しいこの曲。恋人のお互いの思いが呼応して進んでいくストーリ性もあります。
繰り返し聴きたくなる一曲ですね。バラード曲なのでスピード感もちょうど良く練習には持ってこいです。カラオケのデュエットランキングにも必ず入っていますね。
先程も少し触れましたが、絢香さんとのコラボ曲「WINDING ROAD」は超絶的に上手い3人が揃うことでカッコよさが何倍にも引き出されています。
カラオケでも人気曲ですが、3人でハモれるのが非常に魅力的です。難易度は非常に高いですがキレイにハモることができればこれほど歌っていて気持ち良い楽曲はないでしょう。
王道過ぎて当たり前だと言われてしまいますが、私の一番大好きな曲です。
掛け合いやハモりのバランスも非常に良く、カラオケに行くと必ず歌います。最近実写化もされ人気のアラジン。ディズニーソングはどの世代にも人気です。男女の純粋な愛を綴った一曲。ロマンチックの一言に尽きます。ついついアラジンの舞台を思い浮かべてしまいますね。カラオケで綺麗に歌えると間違いなくカッコいいですね。
2008年リリースの大人気テレビアニメ「マクロスF(フロンティア)」のオープニングテーマ曲です。今やアニソンの王道になっていますが、この曲は女声2パートによるデュエットで、カラオケでも常に人気の曲になっています。是非ともカッコよく歌ってほしいですね!
2人のリズムを合わせるのが難しいハモり上級者向けとなります。
現在のAAAが大切に歌っていきたいと語る『さよならの前に』練習量は必要ですが、達成感を得たいならおススメです。フレーズごとに交差するハモリはこの曲のむずかしいポイントです。
カラオケでハモりが上手く入ると歌っている側も、聞いている側もテンションがあがります。しかし、ハモるときには次の点に注意しないと、逆に場がシラけてしまうかも?
ハモりは脇役として徹しなければなりません。あくまでも主旋律を歌う人がメインです。たまにやってしまいがちなのがメインのボーカルよりもハモる人が目立つことです。
ハモりの入れすぎや、声量のバランスがとれていないハモりは良いものではありません。これだと悪いパターンのハモリとなりますので控えるようにしましょう。
歌を壊さないこと、声量や声質に合わせながら歌に華やかさをプラスするのがハモることです。
カラオケ中によくあるのがハモれるからといって急に他の人の歌にハモりだすこと。これは相手からすると気持ちの良いものではありません。ハモるのであればお互い了承の上で歌いましょう。
はじめは多少音程を外しても深く気にしなくていいと思います。恥ずかしさもありますが、少しずつハモれていることを感じて成長していきましょう。いろんな人とハーモニーを奏でられるようになるとカラオケでも音楽の幅が広がり、楽しさもきっと倍増しますよ。