年間250万人が利用する、国内最大級の音楽教室情報・音楽情報メディア

利用者数250万人突破!今日からあなたもミュージシャン!

上達したい 初心者 基礎知識

楽譜の読み方|初心者でも簡単にリズムがわかる方法とは?

ピアノと楽譜

楽譜が読めないせいで、ピアノやギターを始めることを諦めていませんか?実は楽譜の読み方は簡単!
オリエンタスナビでは、楽譜の記号・読み方はもちろん、リズムが合っているか確認できる方法もご紹介します。
楽譜の読み方をマスターして、初見で演奏できるようになりましょう!

オリエンタスナビ

楽譜の記号の読み方

楽譜とピアノ
楽譜が読めない人の多くは、楽譜の記号の知識が浅いのです。まずは楽譜の記号を覚えることから始めましょう。

五線譜

五線譜とは、平行の5本線に音符や記号が記された楽譜のことです。左から右に読み進めます。
5本線の下のほうは低音、上のほうは高音となります。5線上に書ききれない高さの音は、5本線の外側に線を加えて(加線)書きます。

ト音記号、ヘ音記号、ハ音記号

ト音記号、ヘ音記号、ハ音記号、これらをまとめて音部記号といいます。楽譜の1番最初に出てくる記号で、五線譜の音の高さの基準が変わります。 記号
ト音記号は高音域、ヘ音記号は低音域、ハ音記号は中音域を示します。

音符、休符

音符は音の高さと長さを示します。
音の高さは「五線譜のどの位置に音符があるのか」で読み取れます。長さは音符の種類で読み取ります。
音符

全音符:4拍伸ばす
付点2分音符:3拍伸ばす
※付点がついた音符は音の長さが1.5倍になります。2分音符:2拍伸ばす
4分音符:1拍伸ばす
8分音符:0.5拍伸ばす

タイ
※「タイ」がついている場合は、音符を繋げて音を伸ばします。

一方、休符は音を出さない時間の長さを示します。
休符

全音符:4拍休む
付点2分音符:3拍休む
2分音符:2拍休む
4分音符:1拍休む
8分音符:0.5拍休む

拍子、拍子記号

拍子は強弱を繰り返すリズムのことです。拍子記号は一小節中の拍数を示し、分数で記されています。

4/4拍子:一小節に4分音符が4つ入るリズム
3/4拍子:一小節に4分音符が3つ入るリズム
2/4拍子:一小節に4分音符が2つ入るリズム

臨時記号

臨時記号は一時的に音の高さを変えることを示します。臨時記号がついた音符の小節内で有効です。
臨時記号

シャープ:半音高くする
ダブルシャープ:シャープからさらに半音高くする
フラット:半音低くする
ダブルフラット:フラットからさらに半音低くする
ナチュラル:元の音に戻す

調号

調号は楽譜の左端に記載されたシャープやフラットのことです。調は「長調」「短調」とあり、曲の雰囲気が変わります。長調は明るい曲、短調は暗い曲であることが多いです。
例えばハ長調は以下のような解釈になります。

ハ長調:ドを基準とした明るい雰囲気の曲

※音の名前
イタリア語:ドレミファソラシ
日本語:ハニホヘトイロ

強弱記号

強弱記号は音の強弱を指示しています。強弱記号は種類が多いので、まずは以下を覚えましょう。

p(ピアノ):弱く
mp(メゾピアノ):やや弱く
pp(ピアニッシモ):非常に弱く
f:強く
mf:やや強く
ff:非常に強く
<(クレッシェンド):だんだん強く
>(デクレッシェンド):だんだん弱く
>(アクセント):その音を強調する

速度記号

楽譜にある「音符=数字」は1分間に音符を何回奏でるのか?ということです。4分音符=60なら1分間に4分音符を60回奏でる、と解釈できます。
また、以下の速度用語も覚えておきましょう。

Presto (プレスト) ⇒ 急速に
Vivace (ヴィヴァーチェ) ⇒すごく速く
Allegro (アレグロ) ⇒ 速く
Allegrettoアレグレット=やや速く
Moderato (モデラート) ⇒ 中くらいの速さ
Andante (アンダンテ) ⇒ 歩く位の速さ
Lento (レント) ⇒ やや遅く
Adagio (アダージョ) ⇒ 遅く
Largo (ラルゴ) = すごく遅く
Grave(グラーベ)=重々しく

反復記号

反復記号は演奏を繰り返す指示です。

リピート:直前のリピート記号から繰り返す(直前にリピート記号がなければ曲頭へ)
1括弧:1回目の反復時に演奏する箇所
2括弧:2回目の反復時に演奏する箇所(2回目は1括弧部分は演奏しない)
ダ・カーポ:最初から繰り返す
ダル・セーニョ:セーニョ記号に戻って繰り返す
フィーネ:ダ・カーポ、ダル・セーニョで演奏した後、ここで終了する
トゥ・コーダ:コーダ記号から飛んで繰り返す

楽譜の読み方・リズムが合っているか確認できる方法

女性
楽譜の記号を暗記して、ようやく楽譜が読めるようになります。しかし、楽譜を読めてもそれが正しいのか自分で判断しにくいものです。そんなときはアプリや音楽教室を活用しましょう。

アプリを使う

スマホがあれば誰でも気軽に使えるアプリで、楽譜の読み方の勉強ができます。ゲーム感覚でスキマ時間にできるのでおすすめです。
おすすめのリズムアプリを2つご紹介します。

  • リズムくん

拍子に合わせてスマホをタップするゲームです。お手本を流すことができるので、正確なリズムを掴めます。
リズムくん(¥240)を見てみる

  • Rhythm Cat

楽譜の通りにリズムに合わせてスマホをタップするゲームです。音楽専門家監修なので信頼度もバッチリです。
Rhythm Cat(¥600)を見てみる

音楽レッスンに通う

音楽初心者に1番おすすめしたいのは音楽教室に通うことです。講師に習うと、独学ではわからなかった部分が簡単に理解できます。お手本となる講師の演奏があるので練習がスムーズです。また、すぐに問題解決できるので上達スピードが速くなります。
おすすめの音楽教室をご紹介します。

  • シアーミュージック

全国展開している大手音楽教室です。ボイトレ・ギター・ピアノ・ドラムなど幅広いジャンルに対応し、指導力の高い講師がマンツーマン指導します。無料で使える練習室もあるので、初心者でも着実にレベルアップが可能です。
シアーミュージックの公式サイトを見てみる

まとめ

ピアノと楽譜
楽譜の読み方をご紹介しましたが、理解できましたか?楽譜を読み慣れていくと、初見で演奏することも可能です。早く習得してどんどん上達していきましょう。

また、独学では難しいと感じた場合は音楽教室に行ってみましょう。今回ご紹介した「シアーミュージック」は無料体験レッスンもあるので、気になった方はぜひ参加してみてください。