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「滑舌が悪くて人と話すのが苦手…」
「相手に不快な思いをさせていないか不安」
「滑舌を良くする方法が知りたい!」
自分の滑舌の悪さをコンプレックスに感じてる人は、男女を問わず数多くいます。滑舌が悪いと、相手から何度も聞き返されてしまうことが多いはず。プライベートだけならまだしも、仕事でも不利になってしまいます。例えば営業職の場合、せっかく優れた自社商品を売り込もうとしても、滑舌が悪いために商品の良さが伝わらない恐れもあります。事務職でも、電話対応で苦労をしている人は多いのではないでしょうか?
滑舌が悪いせいで、コミュニケーションが円滑にいかないとお互いストレスになることも。そこで、滑舌が悪くなる原因と、滑舌を良くするための方法をご紹介します。滑舌の悪さはトレーニング次第で改善できるのです。滑舌を良くしたいとかんげている人は、以下に紹介する方法を是非試してください!
目次
滑舌が悪くなるのは、以下のような原因が考えられます。
滑舌が悪くなる原因のひとつに、舌の筋肉の衰えがあります。人間は会話をする際に、「舌」だけでも複数の筋肉を使っています。
では、どうして舌の筋肉が衰えるのか?その理由は、会話の頻度や食事が原因といわれています。現代人はSNSなどスマートフォンを使ってやり取りすることが増えました。会話の機会が少なくなったために、舌の筋肉が衰えているといわれています。また、柔らかいものばかりを食べていると、筋肉量が低下してしまうのです。
表情の暗さも滑舌が悪くなる原因になります。表情が硬い・暗い人は、表情筋を使う頻度が少ないので、顔の筋肉が低下しがち。筋力が衰えることで口周りの筋肉も衰えてしまい、舌が上手く回らなくなります。
口周りの筋肉が衰えることでも、滑舌が悪くなります。表情筋には20種類くらいの筋肉があります。中でも口輪筋は口の動きにも関係しています。口輪筋が固くなると、口の動きも小さくなります。大きく口を開けて話せないため、声も小さくなってしまいがち。舌の動きも制限されるため、滑舌が悪くなります。
滑舌が悪くなる主な原因は理解できたはずです。では、どうしたら滑舌が良くなるのか?滑舌を良くするために、以下の方法を試してみてください。
滑舌を良くするために、衰えた舌の筋肉を鍛えましょう。以下の動画を参考に、舌の筋肉を鍛えるトレーニングを行ってください。
スプーンを使ったトレーニング概要1.舌先にスプーンの裏側を当てます。
2.スポーンと舌を押し合う
3.これを5回繰り返す。
4.突き出した舌の上にスプーンの裏側を乗せる
5.スプーンと舌を押し合う
6.これを5回繰り返す。
また、常に口呼吸をしていると、舌の筋肉が緩んで滑舌が悪くなるといわれています。そこで、口呼吸から鼻呼吸をするようにしましょう。
椅子に座りながらできるトレーニング概要1.椅子に座り、両手をヘソの辺りに当てます。
2.息を吸うときにお腹を膨らませます。
3.息を吐く時にお腹をへこませます。
腹式呼吸を身につけることで、滑舌だけでなく発声も良くなります。声が小さいせいで、会話中に何度も聞き返されるということもなくなります。さらに、腹式呼吸にすることで、ストレス解消、脂肪燃焼といった効果が期待できます。
舌のトレーニングは、口を閉じて行えます。車の運転中やスマートフォンを操作しながら、デスクワークの最中でもトレーニングできます。常に意識しながら舌のトレーニングを行いましょう。
普段から感情を表情に出していないと、表情筋が使われないためどんどん衰えていきます。以下の動画を参考に、口輪筋を鍛えて滑舌を改善しましょう。
表情筋を鍛えることで、滑舌が改善されるだけではありません。老けて見えるほうれい線、二重あごの原因になるたるみの解消にも繋がります。滑舌が良くなり、表情も明るくなれば仕事にも有利に働きます。
舌や口輪筋を鍛えるなら、トレーニンググッズを使うのがおすすめ。以下にご紹介するグッズを使うことで、舌の筋肉を効率的に満遍なく鍛えることができます。
ボーカルスクールの老舗「上野ヴォーカルアカデミー」が独自に開発したボイストレーニング用のアイテム。Be-Voを噛みながら発声練習をすることで、表情筋や舌を鍛えることができます。
Be-Voで得られる効果
現在品切れ中
口にくわえることで喉が開く、マウスピースタイプのボイストレーニンググッズ。全力で声を出しながら、先端の穴を閉じたり開いたりすることで、腹式呼吸のやり方が身につくはずです。
ウルトラボイスで得られる効果
舌の中でも鍛えにくい根本をトレーニングできるトレーニンググッズ。中央の突起に舌先をあてて、斜面を舌全滝を使って押し上げるだけ。舌の根元を鍛えられるので、滑舌の改善に効果が期待できます。
キープアップスタートで得られる効果
舌の筋肉や口輪筋の衰え、口呼吸が滑舌を悪くする主な原因ですが、それ以外にも「舌小帯短縮症」の可能性があります。舌小帯とは、舌の裏側にあるヒダの事をいいます。
舌小帯短縮症は、舌小帯が舌の先端付近についている状態のことをいいます。軽度の舌小帯短縮症は、ら行を早く言おうとすると、若干もつれることがあります。中等度では舌先を上顎につけられない、口の横に舌先がつかないといった状態です。重度では舌が前に出ませんし、舌を上にあげることも難しくなります。
舌小帯短縮症の程度によって、発音や滑舌が悪くなります。軽度、中等度では日常の生活に支障はありませんが、重度になると発音や摂食などに障害が出てしまいます。俳優や声優、歌手など声を使った仕事についている人は病院で処置することになりますが、軽度、中等度なら日常に支障がないため、そのままにする人も多いそうです。処置は難しくないため、基本的には新生児の頃に手術をします。
成人になり、仕事などで悪影響が出るようであれば、口腔外科などで処置してもらいましょう。
滑舌が悪くなるのは舌や口の周りの筋肉が衰えていたり、姿勢が悪く口呼吸をしているなどが原因です。これらのことは、トレーニングをすることで改善が可能です。「子供の頃から滑舌が悪かったから…」と諦める必要はありません!
滑舌が良くなれば、仕事やプライベートでもコミュニケーションが円滑に取れるようになります。自信もつくので表情も明るくなるはず。
こちらの記事が、あなたの幸せに少しでも貢献できれば嬉しく思います。