目次
おすすめはアコギ?それともエレキ?2つの違いに密着
ギターの2大人気と言えばアコギとエレキですよね。自分にピッタリなギターを見つけるために、まずはその2つの違いをみていきましょう。
アコースティックギターとは
アコースティックギター(通称:アコギ)は、電気を使わずにギターの生音をしっかりと奏でることができます。電気を使わないが故に場所を選ばず路上などでも演奏が可能なので、弾き語りを希望している人におすすめです。深みのある音を出すのに長けているので、曲によってはムード満点に仕上がるでしょう。
ただし、音が大きい上に反響しやすいので防音対策が整っていないマンションやアパートだと、騒音トラブルになる恐れがあります。そのため、練習場所が限られてしまうのは大きな痛手となってしまうかもしれません。
また、後に紹介するエレキと比べると楽器自体の大きさは大きいですが、空洞部分が多いため比較的軽いという特徴もあります。ただし、スケール(弦長)が長い分弦の張り具合が強いので、初心者の人がコードを抑えると音が綺麗に鳴らない可能性が高いです。最初は綺麗に鳴らないのが当たり前なので、日々練習を積み重ねて徐々に納得のいく形に仕上げていきましょう。
アコギを使っている芸能人はゆず、コブクロ、福山雅治などです。
エレキギターとは
エレキギター(通称:エレキ)は、アコギと違って生音ではなく奏でた音をアンプで出力する必要があります。アンプに繋がないと比較的音が小さく反響しにくいので、時間を選んで練習すれば騒音トラブルになる確率をグッとおさえることができるでしょう。
本格的に演奏する際は常にアンプとセットになるため弾き語りにはあまり向いていませんが、クリーンな音から歪のある音まで多種多様な音を出すことが可能です。エフェクターを使えば音の幅はさらに広がるので、自分だけの音色を作ることができる点は、エレキにおける最大の魅力だと言っても過言ではありません。
基本的に弦が細いので、弦を押し上げるチョーキングなどのテクニックに憧れを抱いている人はエレキがおすすめです。
エレキを使っている芸能人はジミ・ヘンドリックス、X JAPAN、奥田民生などです。
ギターを購入する際におさえておきたいポイント5つ
先入観やその場の勢いだけでギターを購入してしまうと、後悔する可能性が高いです。そんなことにならないためにも、まずはギターを購入する前におさえておきたいポイントをしっかり把握しておきましょう。
自分がどんな曲を弾きたいのか明確にしよう
弾きたい曲が分かれば、エレキがいいのかアコギがいいのかは自然と決まります。そのため、まずは自分がどのような楽曲を演奏したいのかを明確にすることが大切です。
「アコギが適している曲を弾きたいのにエレキを買ってしまった」「エレキが適している曲を弾きたいのにアコギを買ってしまった」ということがないようにしましょう。
憧れのギタリストを決めておこう
こんな人になりたいというイメージがあると、購入するギターのブランドや色・形を決めやすいです。有名なギタリストだとモデルがあるので、検討してみるといいかもしれませんね。ただし、ミュージシャンモデルは少し価格が張るので注意しましょう。
予算をしっかりと決めよう
ギターの値段はピンキリです。すごく安いものもすごく高いものもあるので、予算を決めておいた方が選びやすいでしょう。
初心者は遠慮せず店員さんに聞こう
雑誌やネットの情報だけで購入するギターを決めるのは危険です。毎日ギターと触れ合っている店員の意見を聞くことも非常に大切。特に初心者のうちは必ず店員さんにアドバイスをもらいながら、購入するギターを決めましょう。
楽器屋は複数まわろう
ギターの品揃えは楽器屋によって異なります。特に中古の場合は状態も値段も大きく異なるので、1件の店舗にこだわらず数件まわって本当に良いと思ったものを購入した方が良いでしょう。
ギターだけではなくその他の機材にも着目しよう
ギター本体だけあれば準備万端…かと思いきや、その他のものがなければ満足に演奏することはできません。下記でギターを演奏する際に必要なものを理解し、練習しやすい環境を整えていきましょう。
【エレキで絶対に必要なもの】
- ピック
- アンプとシールド
- チューナー
【エレキであったら便利なもの】
- ギタースタンド
- ストラップ
- エフェクター
【アコギで絶対に必要なもの】
- チューナー
【アコギであったら便利なもの】
- ピック
- ギタースタンド
- ストラップ
- カポタスト
チューニングの音を間違えてしまうと、たとえコードが合っていたとしても正確な音を奏でることはできません。そのためチューナーはエレキギター、アコースティックギターに限らず必要不可欠なものとなります。
無料で済ませたい場合はチューニングができるアプリもありますが、他の音を拾ってしまうと正確にチューニングをすることができません。路上やライブハウスでの演奏も視野に入れている人は、チューナーの購入を検討しましょう。
おすすめのチューニングアプリ「楽器チューナー Lite by Piascore」
ダウンロードはこちらから
こんなギターはおすすめしない!注意したいポイント5つ
ギターには様々な種類がありますが、なかには初心者の人におすすめできないものもあります。ここではそんな初心者の人にはおすすめできないギターの特徴を紹介していきます。
あまりにも安いものには注意しよう
初心者であれば「続くかどうかも分からないものに高額な費用をかけたくない」と考える人も多いのではないでしょうか。そんな思いを汲んでか、市場には1万円以下という驚きの価格で販売されているギターが存在します。
しかし、そういったギターはチューニングが安定しなかったりネックが曲がったりするリスクが高いです。そのため、著しく安価なギターを購入した場合は本当に使い捨てか予備だと思っていた方が良いでしょう。
通販はなるべく避けよう
自宅にいながら手軽にギターを購入できる通販は、とても魅力的に映りますよね。しかし、楽器は実際に触ってみないと自分との相性が分かりません。店員さんのアドバイスが聞けないのも、初心者の人にとっては大きなデメリットだといえるでしょう。
また、メルカリを始めとするフリマアプリも「写真より状態が悪い」「偽物だった」なんてトラブルが付き物です。そのため、初心者の人がフリマアプリを利用してギターをするのはあまりおすすめできません。
よほどのことがない限り、なるべく店頭に出向いてギターを購入するようにしましょう。
初心者のうちは扱いにくいギターを避けよう
弦の両端をしっかりと固定するタイプのもの(ロック式トレモロ)は、弦の調整やチューニングが難しいです。初心者だとかなり手こずるので、避けた方が良いかもしれません。
また、形のカッコよさで大人気の変形ギターは、座って弾こうとすると安定せず滑りやすいです。慣れないうちは演奏に集中できないので、ある程度曲が弾けるようになってから変形ギターの購入を検討しましょう。
左利きのギターは少ないので注意しよう
>左利きギターは生産数が少ないので、選択肢が必然的に狭くなります。また、通常のギターと比べると割高なのもデメリットだといえるでしょう。
そのため、左利きの人も最初から通常のギターで慣れておくと購入できる幅が広がるのでおすすめです。ただし、どうしても通常のギターが合わなければ、無理に通常のギターで練習する必要はありません。
自分の状態に応じて左利きのギターにするのか通常のギターにするのか、ゆっくりと検討していきましょう。
レベル別におすすめギター
ここでは、レベル別におすすめのギターを詳しく解説していきます。
初心者におすすめのギター
【エレキギター】
BUSKER’S BLC300 BK レスポール カスタム エレキギター 27,000円
島村楽器のオリジナルブランド「バスカーズ」は、高品質でありながら初心者の人にも手が出しやすいコストがうりなブランドです。ボディが軽量化されているので、長時間弾いても疲れないのは初心者にとって嬉しいポイントといえるでしょう。
BUSKER’S BLC300 BK レスポール カスタム エレキギターの購入はこちら
Epiphone Les Paul Special VE Vintage 21,800円
ギブソン社の傘下でもあるEpiphoneから販売されているVEシリーズは、低コストに引けを取らないパワーが魅力的なギターです。1万円代でこのクオリティを体感できるのは、Epiphoneの品質を物がっているといえます。
Epiphone Les Paul Special VE Vintageの購入はこちら
【アコースティックギター】
Headway HC-630TRV アコースティックギター 33,980円
海外生産ですが国内の職人が現地に赴いて直接指導を行ったので、品質はお墨付き。コストパフォーマンスにも優れているので初心者の人にピッタリです。迫力のあるサウンドが特徴となっているため、ジャカジャカと思いっきり奏でたい人はチェックしてみましょう。
HEADWAY HC-630TRV アコースティックギターの購入はこちら
ヤマハ YAMAHA クラシックギター CG142S 30,800円
多くの演奏家から支持されているヤマハ「CGシリーズ」のなかでも、リーズナブルな商品として人気を博しています。ヤマハブランドなだけあって高品質なのはもちろん、優しく柔らかなサウンドが特徴なので、しっとりとした曲で聴く人を魅了したい人におすすめです。
ヤマハ YAMAHA クラシックギター CG142Sの購入はこちら
中級者・上級者におすすめのギター
【エレキギター】
Gibson Les Paul Standard 50s Heritage Cherry Sunburst 233,200 円
エレキギターの最高ブランド「ギブソン」から販売されているスタンダードタイプは、伝統的なルックスと圧倒的な弾きやすさが好評のブランドギターです。丁寧に作り込まれたその品質は、部屋に飾っているだけで幸福感を与えてくれることでしょう。
レスポールの儀表的なクラシックデザインのLes Paul Standardチェリーサンバーストでギブソンレスポールらしい風貌が特に目を引きます。またVintage 50sの丸みのあるグリップは握り込んで演奏するのに程よい太さです。
分厚さの中に輪郭がしっかりあるサウンドかつラウドな歪みにもぶれないボトムは雑味を残さない粘りとソリッドさを持ち合わせています。
また所有者だけが分かる、重量感。4,950gとレスポールの中でも重たい個体であり、そのボトムの存在感から重ためのレスポールをお探しの方は是非!
Gibson Les Paul Standard 50s Heritage Cherry Sunburstの購入はこちら
G6118T Players Edition Anniversary™ with String 378,000円 288,750円
見る者を圧倒させるほどの存在感満点なグレッチのG6118Tは、2トーンカラーが特徴的な品質にもデザインにもこだわり抜いた至極の1本です。グレッチならではの音質と魅惑のボディは、ムーディーな大人の時間を満喫したいあなたにピッタリといえるでしょう。
G6118T Players Edition Anniversary™ with Stringの購入はこちら
【アコースティックギター】
MARTIN ( マーチン ) / D-28 (2017) 288,217円
マーチンのなかでも多くの世代から愛されているD-28は混じりけのない深みのあるサウンドが特徴で、アコースティック・フラットトップギターの超代表作ともいえる一本です。これ1本あればどんなジャンルの音楽も弾けるほど高品質なので、自分の相棒として活躍してくれること間違いなし!
MARTIN ( マーチン ) / D-28 (2017)の購入はこちら
TAYLOR ( テイラー ) / 214ce-Koa 162,800円
全米で最も有名なアコギブランドとも言われているテイラー。214は、弾きやすさと大人の色気を感じる魅惑のサウンドが大人気となっています。持っているだけでステータスになるので、モチベーションアップにも最適です。
テイラー独特のクリアサウンドにもかかわらず、その大きな音量から、若い世代からの人気も高い逸品です。独自開発のテイラーネックを使用しており、非常に弾き心地もよくスムーズな演奏が実現できる秀逸な個体となっています。
TAYLOR ( テイラー ) / 214ce-Koaの購入はこちら
いくつか紹介していきましたが、中級者や上級者なら自分が良いと思ったギターを選択するのが1番おすすめです。価値観は人それぞれなので、自分で選んだ方が後悔も少ないでしょう。
上記のギターはあくまでも参考程度に留め、自分に合ったギターを選ぶことをおすすめします。
価格別おすすめギター
次は価格別におすすめのギターをみていきましょう。
3~5万円
【エレキギター】
YAMAHA ( ヤマハ ) / Pacifica112VMX YNS 33,660円
日本人に適した大きさと形が人気を博しています。細身のグリップなので初心者の人にも比較的扱いやすいでしょう。
YAMAHA ( ヤマハ ) / Pacifica112VMX YNSの購入はこちら
BURNY/ RLG-55 Vintage Cherry Sunburst 50,800円
値段以上の音が奏でられると大評判。ヴィンテージ感のある色合いも人気です。
BURNY/ RLG-55 Vintage Cherry Sunburstの購入はこちら
DEAN ZELINSKY ( ディーン・ゼリンスキー ) / Strettavita Custom Tabaocco Sunburst 42,984円
パワフルなサウンドを奏でたい人におすすめ。渋みのあるワイルドな見た目がカッコイイ。
DEAN ZELINSKY ( ディーン・ゼリンスキー ) / Strettavita Custom Tabaocco Sunburstの購入はこちら
GRASSROOTS ( グラスルーツ ) / G-LS-57 TV Yellow 44,064円
イエローカラーとどこか懐かしさを感じさせるサウンドが特徴です。
GRASSROOTS ( グラスルーツ ) / G-LS-57 TV Yellowの購入はこちら
【アコースティックギター】
ヤマハ YAMAHA アコースティックギター FS850 42,600円
高級感あふれるボディとマイルドなサウンドが人気。
ヤマハ YAMAHA アコースティックギター FS850の購入はこちら
ヤマハ YAMAHA アコースティックギター FG840 40,716円
高級感あふれるボディとクリアなサウンドが人気。
ヤマハ YAMAHA アコースティックギター FG840の購入はこちら
MORRIS ( モーリス ) / F351 Sunburst 31,860円
優しくどこか儚げなサウンドが聴くものを惹きつけます。
MORRIS ( モーリス ) / M351 Sunbirstの購入はこちら
10万円
【エレキギター】
TOKAI ( トーカイ ) / LS196 VF 134,784円
明るくクリアな音が大人気。日本製ならではの品質の高さが垣間見えます。
TOKAI ( トーカイ ) / LS196 VFの購入はこちら
SCHECTER ( シェクター ) / SOLO-II CUSTOM ABSN 105,624円
歪のある音もクリアな音もこれ1本でOK!安定のブラックカラーがかっこよさを引き立てます。
SCHECTER ( シェクター ) / SOLO-II CUSTOM ABSNの購入はこちら
GRECO ( グレコ ) / MRN-150 TGE 114,264円
軽量化されたボディと日本人の手に馴染みやすいグリップが大評判。タイガーアイのカラーが高級感をより一層引き立てています。
GRECO ( グレコ ) / MRN-150 TGEの購入はこちら
EDWARDS ( エドワーズ ) / E-SE-S.K.I.N. 167,184円
1つ1つの音がはっきりしているので、単音弾きの人にもおすすめです。
EDWARDS ( エドワーズ ) / E-SE-S.K.I.N.の購入はこちら
【アコースティックギター】
YAMAHA ( ヤマハ ) / LL16D ARE Natural 106,704円
低いサウンドが他のギターに比べて響きがあるので、味のあるメロディを奏でたい人におすすめです。
YAMAHA ( ヤマハ ) / LL16D ARE Natural
MARTIN ( マーチン ) / 00-15M 149,040円
少し渋みのあるサウンドが大人のムードを引き立ててくれます。
MARTIN ( マーチン ) / 00-15Mの購入はこちら
LARRIVEE ( ラリビー ) / D-40 Mahogany 159,840円
明るくも深みのある音が、心地良さを後押ししてくれます。
LARRIVEE ( ラリビー ) / D-40 Mahoganyの購入はこちら
20万円以上
【エレキギター】
ESP ( イーエスピー ) / HORIZON-I Black 349,704円
弾きやすさはまさに天下一品。ザクザク感と速弾きがしたい人には特におすすめです。
ESP ( イーエスピー ) / HORIZON-I Blackの購入はこちら
FENDER ( フェンダー ) / 1969 Tele Thinline NOS Fiesta Red 354,240円
おしゃれなデザインとフランクなサウンドが印象的な1本。ファンクやブルースにも最適です。
FENDER ( フェンダー ) / 1969 Tele Thinline NOS Fiesta Redの購入はこちら
【アコースティックギター】
MARTIN ( マーチン ) / D-28 (2017) 278,640円
低音がはっきりしているので、アコギならではのパワーを感じたい人におすすめです。
MARTIN ( マーチン ) / D-28 (2017)の購入はこちら
TAYLOR ( テイラー ) / 312ce 228,744円
品のあるサウンドで世界観が一気に広がるテイラー屈指の1本です。
TAYLOR ( テイラー ) / 312ceの購入はこちら
まとめ
どうしてもギター選びに迷ってしまうという人は、購入するギターの相談もできてギターの腕がメキメキと上達していく音楽教室に通うのもおすすめです。特に下記で紹介しているシアーミュージックは質の高い講師陣が揃っているので、検討してみてはいかがでしょうか。
この記事があなたのギター選びの参考になることを願っています。