目次
テレキャスターの特徴
テレキャスターのサウンドや使い勝手などの特徴を解説します。
構造がシンプル
真っ平なボディにネックをボルト止めをして、ブリッジサドルもビス止めしただけのシンプルな構造がテレキャスターの特徴です。ストラトなどについている音程を揺らすための「トレモロユニット」もついていません。左右対称のボディ形状は一目見ただけで「テレキャスターだ」と分かるシンプルな強いデザインです。
シンプルゆえにロックやさわやかなポップスにも似合いますし、ジャズやブルースといった昔ながらのジャンルにも幅広く使われます。活躍の場を選ばないのもテレキャスターの大きな特徴ですね。
ジャキジャキしたキレのいい高音
テレキャスターといえばこの音!という基本の音は高音が強いクリアなサウンド。基本モデルのリアピックアップにはシングルピックアップが搭載されます。シングルピックアップは高音成分が出やすく、ジャキジャキとしたカッティングプレイなどに好んで使われます。
弦がボディを貫通する裏通し構造のため、弦の振動がボディに伝わりやすいのもサウンドの特徴。シンプルな構造のため音の立ち上がりが早く、硬くてはっきりとした音が出るといわれます。バンドサウンドに埋もれづらいため、ギターボーカルがバッキング(伴奏のこと)で使うシーンもよく見られますね。
音作りの幅が広い
前述のようにリアピックアップでは切れのいいサウンドが楽しめます。対してフロントピックアップの音色は、甘く太いビンテージサウンドが特徴。フロントとリヤで音の差が大きいため、両方の音を混ぜ合わせていろいろな音を創り出すことができます。
音作りの幅が広いため、どんな音楽シーンにも柔軟に対応できるのが大きなメリットですね。これからいろいろなジャンルの音楽に挑戦しようと思っている方には、特におすすめです。
ごまかしが効かない
前述したように、シンプルゆえにはっきりとした音色が出るテレキャスターは細かいミスが目立ちやすくなります。バンドの中で、ちょっとした音程のズレなどが気になるため、高い技術が求められます。
しかし、逆に考えればうまく弾けていない部分が分かりやすいということ。初心者のうちから正確な演奏を身に付ければ、上達のスピードも速くなります。上手く弾きこなせれば、ギターが分かっている人からは「お、あのギターやるな!」と一目置かれるかもしれません。
重いモデルが多い
ボディが厚く、パーツを付けるための穴加工が少ないテレキャスターは木部の体積が大きく、重めのモデルが多いです。ストラトキャスターのように、ボディの角を削って体にフィットさせるコンター加工がされていないのも重い理由の1つ。
重いギターを好む人もいますが、長時間演奏すると肩がこりやすいため注意が必要です。肩こりしやすい方は、など軽い軽い木材を使用しているモデルや、後述する中空のシンラインモデルなどのテレキャスターを選びましょう。
テレキャスターの種類
歴史の長いテレキャスターは、本家のフェンダー社や他のメーカーから様々な派生モデルが発売しています。それぞれサウンドに特徴がありますので、1つずつ解説していきます。
スタンダード
フロントとリヤ共にシングルピックアップを使った基本のモデルです。リヤピックアップのジャキジャキした鋭いサウンドと、フロントピックアップの甘いビンテージサウンドが味わえます。
ピックアップの切り替えはフロント、リヤ、センター(フロントとリヤのミックス)の3パターン。ボリュームとトーンのつまみはそれぞれ1つずつのシンプルなコントロールです。トーンを絞る(減らす)と高音域がカットされていって、硬いサウンドから柔らかいサウンドまで幅広く作ることができます。
基本モデルらしい万能選手で、様々なシーンに対応できるので迷ったらスタンダードモデルを選ぶといいでしょう。
カスタム(コントロールノブが多く細かく調整できる)
リヤはスタンダードと同じシングルピックアップで、フロントをハムバッカーピックアップに変更したモデルです。構造などは割愛しますが、ハムバッカーはシングルよりも太くパワフルな音色が特徴。
ピックアップ切り替えはスタンダードと同じ3パターンですが、フロントとリヤそれぞれのボリュームとトーン調整が可能。フロントとリヤのトーンをそれぞれ調整して混ぜ具合も調整できるため、音色をかなり細かく作りこめます。
スタンダードよりもパワフルなサウンドで、激しいロック系アーティストに好んで使われます。
デラックス(レスポールタイプに似ている)
カスタムのリヤピックアップもハムバッカーピックアップに変更した極太サウンドが特徴。ギブソン社のレスポールモデルに対抗するために作られたモデルで、レスポールのような甘く太いサウンドが楽しめます。
ピックアップのパワーが大きいため歪ませやすく、ハードロックシーンなどに使いやすいサウンドですね。
シンライン(中空ボディで独特の音色)
ボディの一部がくりぬかれたセミアコースティック構造で、バイオリンについているFホールが空いたオシャレなデザインのギターです。空洞で音が反響するため、他のテレキャスターとは違った独特の音色が特徴。
ただし、反響音を拾ってハウリング(キーンという雑音)が発生しやすいため、大きく歪ませるサウンドは苦手です。
空洞ボディのため、重量が軽いモデルが多いのも特徴です。女性や肩こりしやすい方におすすめのモデルですね。
その他
ここまで紹介してきたモデル以外にも、さまざまなメーカーがコピーした派生モデルがたくさんあります。生産数が少ないものや、すでに終了しているモデルもありますので、気に入ったものを見つけたらすぐに抑えたほうがいいかもしれません。
安くても失敗しないテレキャスターの選び方
テレキャスターを選ぶ際に、注目すべきポイントを解説します。安くても納得のいくテレキャスターを選ぶための参考にしてください。
ボディ材はアルダーかバスウッドがねらい目
テレキャスターのボディに使われる木材はアッシュ・アルダー・バスウッドの3つが主流です。それぞれの特徴を価格・重量・サウンドの3つの視点でくらべてみましょう。
アッシュ | アルダー | バスウッド | |
---|---|---|---|
価格の傾向 | 高め | 中間 | 安め |
重量の傾向 | 重い | 中間 | 軽い |
サウンドの傾向 | 固い | 中間 | 柔らかい・軽い |
これはあくまで傾向で、軽いアッシュ材もあれば、高級なアルダーもありますので目安としてください。3つのボディ材で、初心者の方におすすめなのはアルダーかバスウッド。アッシュはハイエンドモデルに採用されることが多く、最初の1本としては少し高すぎます。
サウンドの違いは知らない人にはわからないレベルですので、初心者のうちはコスパのいいアルダーがバスウッドを狙いましょう。
指板材は見た目で選んでOK
弦を抑える指板に使われる木材は基本的にメイプルかローズウッドです。エボニーなど特殊な材もありますが、めったに使われないため割愛します。
メイプルとローズウッドはサウンドに違いが出るといわれますが、はっきり言って初心者には感じ取れません。見た目の好みや好きなアーティストと同じ、という理由で選んで問題ないでしょう。
ピックアップは音の好みで選ぼう
テレキャスターのサウンドはピックアップで大きく変わります。使われるピックアップはシングル・ハムバッカー・P90の3タイプです。サウンドの特徴をくらべてみましょう。
シングル | P90 | ハムバッカー | |
---|---|---|---|
サウンドの傾向 | 高くて硬い音 | 中間 | 太くて柔らかい音 |
歪ませやすさ | 歪ませにくい | 中間 | 歪ませやすい |
シングルとハムバッカーの詳しい特徴や得意ジャンルは種類の項目で説明したので割愛します。P90はシングルピックアップのコイル巻き数を増やしたもので、シングルとハムバッカーの中間的な特徴を持っています。
音のニュアンスは言葉で説明するのが難しいため、YouTubeなどを利用して聞き比べてみましょう。コピーしたいアーティストが居るなら、同じピックアップを選べば音作りをマネしやすくなります。
≪シングルの参考動画≫
≪P90の参考動画≫
≪ハムバッカーの参考動画≫
ブリッジサドルは6連が初心者向き
弦を支えるブリッジサドルには3連ブリッジと6連ブリッジの2種類があり、初心者におすすめなのは6連ブリッジです。
ブリッジには弦の長さを微調整して音程を整える役割があります。3連ブリッジは2本の弦が1つのブリッジに乗っているため、両方を完璧に合わせることができません。
そのため、各弦の音程は「なんとなく」合っている状態で、「曖昧さがロックでいい!」という人もいます。完璧な音程を出すにはプレイヤーが微調整する高等技術が必要で、テレキャスターは難しいというイメージの一因となっています。
これを解決したのが6連ブリッジで、各弦を独立して調整できるため正確な音程が出せます。初心者の方は迷わず6連ブリッジを選びましょう。
色は好みのカラーを選ぼう
ボディのカラーはギターのルックスを決きく左右します。好きなカラーのギターが部屋にあればテンションが上がりますし、練習もはかどります。「在庫が無かったから」といった理由で妥協して選ぶと、後悔しかねません。塗りなおしをすると数万円かかりますので、慎重に選びましょう。
目的別に、予算を決定しよう
エレキギターは価格の幅が広く、安いものは1万円前後、プロが使うハイエンドモデルは30万円以上するものもあります。しかし初心者の方には違いが分からず、どのくらいの値段で選べばいいかわかりませんよね?
そこで3つの価格帯に分け、使う目的によってどれくらいの予算を用意すればいいか解説します。
5万円以下:とりあえず最初の1本に最適!
初めてギターを買う人にとっては、何万円もするギターを購入するのは抵抗がありますよね。「ライブをやる予定はないけどとりあえずギターを弾いてみたい」という方は5万円以下の入門モデルで十分です。
ただし、安すぎるモデルはピックアップなどのパーツがコストダウンの影響を受けて、テレキャスターらしい音が出ない場合があります。レビュー動画などを確認して、イメージしている音が出るかよく確認しましょう。
10万円以下:ライブやレコーディングにも!
上で紹介した入門モデルは、自宅練習レベルでは十分ですが、ライブで大きなアンプを使うと不満を感じる場合が多いです。ライブを目標にギターを始める方は、5~10万円のミドルクラスギターを選びましょう。
この価格帯は高級機種と同じパーツを使い、人件費の安い国で製造して価格を抑えているモデルもあります。このようなギターは、ライブやレコーディングで使えるいい音をリーズナブルに出せるためおすすめですよ。
10万円以上:大事に使えば一生モノ!
高級機種は木材や細かいパーツに耐久性の高い物を使っていて、メンテナンスをしながら長く使えるのが特徴。価格は高いですが、長い目で見れば安くなるため、「一生続けるぞ!」という意気込みがある方はいきなりハイエンドモデルでもいいでしょう。
初心者のうちからいい音で練習することで、音作りのセンスが磨かれるというメリットもあります。予算が許すならおすすめの価格帯ですね。
メーカー別おすすめテレキャスター
テレキャスターのおすすめメーカーを紹介します。メーカー別におすすめのモデルも紹介しますので参考にしてください。
バッカス<予算:2万〜12万円>
日本の運営会社が展開するギターブランドで、国産のハイエンドモデルから中国産のエントリーモデルまで幅広いラインナップが特徴。1万円台から10万円以上まで色々なモデルをピックアップしていますので、予算に合わせて探してみてください。
5万円以下でおすすめ
【1位】BTE-1/R 3TS
価格:14,580円
ボディ:ポプラ
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:メイプルorローズウッド
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:22
ボディにポプラ材を使用しコストを抑えることで、価格を下げています。1万円台で手に入るため、最初の1本に選びやすいのが1位にセレクトした理由です。ただし、ポプラ材はハッキリした音が出づらいと言われているので、テレキャスターらしさは軽減するかもしれません。音色にこだわる人は注意してください。
1本目は節約しておいて、レベルアップしたら一気に高級モデルを狙うのもおすすめ。ネックはさらさらのサテンフィニッシュで仕上げるなど、コストを抑えながら弾きやすさにもこだわっています。
【2位】BTE-400R ALD/3TS
価格:26,460円
ボディ:アルダー
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:メイプルorローズウッド
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:22
上の最安モデルのボディ材をアルダーに変更し、さらに本格的なテレキャスターサウンドを楽しめるモデルになっています。価格は約1万円プラスですが、より気持ちのよい音で練習したいならこちらのモデルを狙いたいですね。
10万円以下でおすすめ
【1位】TACTICS NA/OIL
価格:72,880円
ボディ:アッシュ
フロントピックアップ:P90
リアピックアップ:シングル
指板材:メイプルorローズウッド
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:22
フロントにP90を搭載して、オリジナルモデルよりさらに幅広い音楽ジャンルに対応するモデル。ペグとブリッジに、同価格帯では珍しい高級ブランドのGOTOH製品を採用しています。チューニングが安定するため、激しいライブパフォーマンスでも安心。
【2位】BTL-ASH
価格:83,430円
ボディ:アッシュ
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:メイプルorローズウッド
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:22
音抜けのよいアッシュ材を使用しながら、フィリピン工場で製造して価格を抑えたハイコスパモデル。伝統的なテレキャスターサウンドを10万円以下の価格帯でみごとに再現しています。ライブで使いたいけど、なるべく安いテレキャスターを探している人におすすめです。
10万円以上でおすすめ
【1位】T-STANDARD ASH
価格:12,960円
ボディ:アッシュ
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:ローズウッド
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:22
長野県の自社工場で、1本1本職人のハンドメイドで制作される最上級モデルです。1本ごとに違う木の特性を見極めて、精巧に組み上げられた国産テレキャスターが10万円ちょっとで手に入るのは驚きです。ライブはもちろん、レコーディングにも対応できるギターとしてはかなりお買い得。ピックアップなどパーツを交換しながら長く使っていくことも可能です。
【2位】T-HOLLOW BR/OIL
価格:155,520円
ボディ:マホガニー
フロントピックアップ:ハムバッカー
リアピックアップ:シングル
指板材:ローズウッド
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:22
温かな音色が特徴のマホガニーを使ったシンラインモデルです。マホガニー独特の響きとシンラインの空気感が合わさった音色は、このギターならではの音。フロントのハムバッカーピックアップを使えば、甘いビンテージサウンドが出せますので、ジャズやブルースをやりたい方にピッタリ。
他の人とは違うオリジナルサウンドを探している方にもおすすめですね。深く歪ませるとハウリングしやすくなるため、ハードロックやメタルには向きませんので注意しましょう。
TOKAI<予算:4万〜14万円>
静岡県に本社を構え、50年以上の歴史を持つジャパンブランド。木の質にこだわったテレキャスターをリーズナブルに販売しています。1本目におすすめの廉価モデルから、ちょっと変わったハイテクギターなどをピックアップしました。
5万円以下でおすすめ
【1位】ATE52
価格:35,800円
ボディ:アルダー
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:メイプルorローズウッド
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:21
アルダーボディにメイプルネックとテレキャスターの基本を抑えながらも、5万円を切る価格は初心者にうれしいポイントですね。パーツ交換でライブなどにも十分対応できるポテンシャルを持っています。コストパフォーマンスの高さで、最初の一本としておすすめ度ナンバーワン。
10万円以下でおすすめ
【1位】ATE88
価格:76,032円
ボディ:アルダー
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:ローズウッド
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:22
老舗ブランドの技術力を駆使して組み上げられた、メイドインジャパンクオリティが魅力のテレキャスターです。10万円以下で手にはいる純日本製のギターはなかなかありません。ライブでも十分に活躍できる1本です。
【2位】ATE120S N/R
価格:75,800円
ボディ:マホガニー
フロントピックアップ:P90
センターピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:ローズウッド
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:22
渋いマホガニーボディにフロントピックアップはP90を採用したビンテージ風のテレキャスターです。マホガニーボディのテレキャスターは持っている人が少ないので、他の人と被りたくない方におすすめ。フロントの甘い音色とリヤのジャキジャキサウンドで、色々な音色を作りやすいのもおすすめポイントです。
10万円以上でおすすめ
【1位】ATE164MV
価格:141,696円
ボディ:アルダー
フロントピックアップ:シングル
センターピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:ローズウッド
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:22
3ピックアップにトレモロアーム搭載のハイテクテレキャスターです。音作りとプレイの幅が広く、さまざまなジャンルに対応できるギターです。予算が許すなら幅広いプレイヤーにおすすめできるため、TOKAIの高級価格帯で1位にセレクトしました。1本で何でもこなせるギターを探している方にもおすすめ。
【2位】ATE118
価格:101,952円
ボディ:アッシュ
フロントピックアップ:シングル
センターピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:メイプル
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:22
アッシュボディにメイプルネック、ダブルシングルピックアップと初期テレキャスターを忠実に再現したモデルです。木材と各パーツにもこだわっていて、日本の職人が1つずつ組み立てるクオリティは、本家フェンダーならこの値段では手に入りません。一生ものの1本としてもおすすめですよ。
FERNANDES<予算:4万〜13万円>
元は本家フェンダーのコピーモデルを製造していましたが、独自設計のオリジナルテレキャスターを開発しました。フェルナンデスのピックアップはエフェクターと相性がよく歪ませた激しいプレイが得意です。テレキャスターでは珍しく、ハードロックやメタルなどのジャンルにおすすめなためピックアップしました。
5万円以下でおすすめ
【1位】TEJ-STANDARD
価格:41,310円
ボディ:アルダー
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:ハムバッカー
指板材:ローズウッド
ブリッジサドル:6連ブリッジ
フレット:22
フロントにシングル、リアにハムバッカーを搭載した、オリジナルサウンド仕様のテレキャスター。トレモロアーム搭載で多彩なプレイが可能。ハムバッカーのパワフルなサウンドでハードロックなどに対応しやすいため1位にセレクトしました。
【2位】TEJ-STANDARD 2S
価格:41,310円
ボディ:アルダー
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:ローズウッド
ブリッジサドル:6連ブリッジ
フレット:22
上で紹介したモデルの2シングルピックアップモデルです。リヤピックアップでも切れの良い高音が楽しめるため、カッティングプレイヤーにおすすめとなっています。
10万円以上でおすすめ
【1位】TEJ-DELUXE SUS
価格:118.000円
ボディ:アルダー
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:ハムバッカー
指板材:ローズウッド
ブリッジサドル:6連ブリッジ
フレット:22
スタンダードモデルの特徴はそのままに、国内生産で組み立ての精度を高めたハイエンドモデルです。さらに「サスティナー」という、弦振動を長時間持続させる独自システムを搭載。音作りの幅がさらに広がっています。フェルナンデスの得意分野である歪サウンドを演奏しやすい、ハムバッカータイプがおすすめ1位です。
【2位】TEJ-DELUXE 2S
価格:125,280円
ボディ:アルダー
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:ローズウッド
ブリッジサドル:6連ブリッジ
フレット:22
評判の良いEMG社製のシングルピックアップを搭載し、切れの良いカッティングサウンドが特徴の1本。ネックの形状などがテクニカルなプレイに向いていて、速弾きに挑戦したい方にもおすすめ。
スクワイヤー <予算:3万〜8万円>
フェンダー社が昔買収した弦メーカーが由来で、フェンダー直系の廉価版という位置づけのブランド。本家フェンダーは憧れですが、初心者の方は手を出しづらい価格ですので、リーズナブルなフェンダーモデルをセレクトしてみました。
5万円以下でおすすめ
【1位】Affinity Series Telecaster
価格:31,104円
ボディ:アルダー
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:メイプルorローズウッド
ブリッジサドル:6連ブリッジ
フレット:21
本家フェンダーのロゴが入ったテレキャスターですが、フェンダーの名前が入るギターとしては最も安いモデルです。憧れのフェンダーサウンドを5万円以下で手に入れられるリーズナブルな価格が1位のセレクトポイントです。この価格帯でボディに本格的なアルダー材を採用しているのもうれしいですね。6連ブリッジで演奏もしやすく、初心者の方でも安心です。
【2位】Vintage Modified Telecaster Custom
価格:49,800円
ボディ:バスウッド
フロントピックアップ:ハムバッカー
リアピックアップ:シングル
指板材:ローズウッド
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:21
本家フェンダーのカスタムモデルを忠実に再現したモデルです。パワフルなフロントのハムバッカーと、切れの良いリヤのシングルをブレンドしてバラエティに富んだサウンドメイクが可能。どちらかといえば、歪んだサウンドが好きな方にもおすすめです。
10万円以下でおすすめ
【1位】Classic Vibe Telecaster 50s
価格:68,040円
ボディ:パイン
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:メイプル
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:21
ボディにパイン材を使用した珍しいスペックのテレキャスターです。本家フェンダーの50年代スペックを踏襲していて、古き良きテレキャスターサウンドが10万円以下で手に入ります。本家には手が出ないけど、近いサウンドのギターが欲しい!という方は狙ってみてください。
【2位】Vintage Modified Telecaster Deluxe
価格:50.787円
ボディ:バスウッド
フロントピックアップ:ハムバッカー
リアピックアップ:ハムバッカー
指板材:ローズウッド
ブリッジサドル:6連ブリッジ
フレット:21
フロント、リヤ共にハムバッカーのデラックスタイプを再現したテレキャスターです。どちらかというとレスポールモデルのような太い音がでるため、テレキャスター形が好きだけど音はレスポールが好きという方にもおすすめ。
フェンダー <予算:7万〜15万円>
テレキャスターを作った本家本元で、テレキャスターサウンドの基準といっていいでしょう。製造地によって価格が大きく変わり、USAは手を出しづらいですがジャパンやメキシコはそこそこ買いやすい価格です。本家サウンドが欲しいこだわり派の方にもおすすめできて、手に入れやすい価格帯のモデルを集めました。
10万円以下でおすすめ
【1位】Player Telecaster
価格:64,800円
ボディ:アルダー
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:メイプルorローズウッド
ブリッジサドル:6連ブリッジ
フレット:22
メキシコ工場で製造されるPlayerシリーズは本家フェンダーの音を10万円以下で買えるコストパフォーマンスにすぐれたモデルです。愛好家の間ではUSAとメキシコは分けられますが、実はフェンダーでは区別していません。シングルピックアップのスタンダードなモデルで、「これぞテレキャスター」という基本のサウンドが楽しめます。6連ブリッジ搭載で初心者にも安心の1本。
【2位】Made In Japan Traditional 50s Telecaster
価格:87,480円
ボディ:バスウッド
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:メイプルorローズウッド
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:22
本家フェンダーが認めたオリジナルのテレキャスターデザインを、ジャパンクオリティで味わうことができます。ボディ材のバスウッドは高音が少し抑えめで使いやすいサウンドと言われ、USAよりジャパンが好きという方も居ます。価格も10万円以下に収まってていて、ちょっと頑張れば最初の1本にも入ってきそうですね。
10万円以上でおすすめ
【1位】American Performer Telecaster
価格:143,856円
ボディ:アルダー
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:メイプルorローズウッド
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:22
フェンダーのカリフォルニア工場で製造される、本家の血統を受け継ぐ最新モデルです。伝統的なスタイルを保ちながらも、ピックアップやトーン回路がアップデートされて現代の音楽シーンに対応しています。本家フェンダーの現代版スタンダードモデルで、基本の1本として1位にセレクトしました。
【2位】American Performer Telecaster with Humbucking
価格:143,856円
ボディ:アルダー
フロントピックアップ:ハムバッカー
リアピックアップ:シングル
指板材:メイプルorローズウッド
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:22
1位のスタンダードモデルのフロントをハムバッカーに変更したモデル。トーンノブを操作すると、一時的にフロントピックアップをシングルコイルとして使うことができます。最新技術でサウンドメイクの幅がさらに広がっているため、いろいろなジャンルのプレイヤーに対応できます。
フジゲン<予算:9万〜12万円>
長野県の国産ギターブランドで、技術力を買われてフェンダージャパンブランドも製造していました。クオリティの高いテレキャスターをリーズナブルに購入できます。テレキャスターのラインナップは少ないですが、10万円前後でライブやレコーディングにも使えるハイパフォーマンスモデルを2つ紹介します。
10万円以下でおすすめ
NTL10MAHT-WB
価格:93,312円
ボディ:アッシュ
フロントピックアップ:シングル
リアピックアップ:シングル
指板材:メイプル
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:22
シンラインモデルで軽量なため、体力に自信のない方におすすめ。中空のホロウボディ独特の音色でオリジナル感を出したい方にもピッタリですね。
10万円以上でおすすめ
NTL21RAH-2TS
価格:120,960円
ボディ:アッシュ
フロントピックアップ:ハムバッカー
リアピックアップ:シングル
指板材:ローズウッド
ブリッジサドル:3連ブリッジ
フレット:22
フジゲンの独自技術が盛り込まれたオリジナルテレキャスターです。高い技術で精密に作られているため、長く大切に使うことができます。
テレキャスターを弾くのに必要なアイテム
エレキギターで音を出すためには、いくつかのアイテムが必要になります。ここでは最低限そろえないといけない物と、後で買い足しても問題ない物の2種類に分けて紹介します。価格の目安も掲載しますので、ギター本体と合わせて予算を用意しておきましょう。
最低限必要な物
エレキギターの演奏で必須のアイテムです。初心者のうちは安いもので問題ありませんので、ギターと一緒に購入しましょう。
チューナー(1,000円~)
ギターの音程を合わせる道具です。シールドで接続するタイプ、ヘッドに挟むクリップタイプの2種類があります。安いものは1,000円前後からありますので、予算があれば両方試してみてもいいですね。
KORG ( コルグ ) / PITCH CLIP 2
価格:1,180円
クリップタイプのチューナーで使いかたが簡単です。値段も安いので、最初の1個におすすめ。
KORG ( コルグ ) / Pitchblack Advance
価格:4,900円
シールドでギターと接続して使います。ほかの音が鳴っていても正確なチューニングが可能なため、スタジオ練習やライブなどでおすすめ。
アンプ(5,000円~)
弦の振動を増幅して鳴らすスピーカーの事を指します。家で練習する場合は10W前後の小さなアンプで十分です。ヘッドホンが使えると夜中なども気軽に練習できるため、なるべくヘッドホン端子搭載モデルを選びましょう。
電池駆動で屋外に持ち出せるモデルもあるため、公園など外で練習することもできます。メーカーによって音色の違いが大きいため、YouTubeなどの動画で聞き比べてみましょう。
VOX ( ヴォックス ) / PATHFINDER10
≪参考動画≫
価格:4,430円
5,000円以下とリーズナブルな価格帯で、しっかりとしたギターサウンドを鳴らすハイコスパモデル。ヘッドフォン端子がついていて自宅練習もばっちりこなせます。最初の1台におすすめ!
BOSS ( ボス ) / KATANA-MINI
≪参考動画≫
価格10,000円
細かく本格的なサウンドコントロールが可能で、エフェクターのディレイが内蔵しているため、幅広い音作りが可能。電池駆動も可能で、公園など屋外に持ち出して練習もできますよ。
シールド(1,000円~)
ギターとアンプをつなぐケーブルのことをシールドと呼びます。長すぎるとノイズが入りやすくなり、短すぎると引っ張ってしまうため、適切な長さを選びましょう。自宅練習では3m前後が使いやすく、スタジオ練習の場合は5m前後あると困りません。
価格の差が激しく、千円程度の入門モデルから1万円前後のハイエンドモデルまでありますが、最初は安いものでいいでしょう。レベルが上がって音の違いが分かってきたら好みのシールドを買い足しましょう。
CANARE ( カナレ ) / LC03 BLACK
価格:1,250円
フラットで扱いやすい音色で、耐久性も高いと評判のシールドです。多くの人が使う基本的なシールドなので、まずはこれで練習して好みの音に合わせて変えていくといいでしょう。
FENDER ( フェンダー ) / Custom Shop Performance Series
価格:1,980円
差し込みジャックの根元のフェンダーロゴがおしゃれなシールドです。フェンダーが造っているのでテレキャスターとの相性が良いと言われ、好んで使う方も多いですね。
ピック(100円~)
ギターの奏法は主に指弾き、ピック弾きがあります。爪で弾く有名ギタリストも居ますが最初は基本のピックを使用しましょう。
ピックにはティアドロップ、おにぎり、ジャズ、サムピックなど様々な種類があります。素材もプラスチックやべっ甲などたくさんの種類があり、サウンドに影響します。削れたら買い替える消耗品ですし、値段も安いのでいろいろと買ってみて好みのピックを見つけましょう。
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / TORTEX STANDARD/0.60
価格:70円
柔軟性が高くよくしなるため、初心者でもストロークしやすいピックです。耐久性も高い素材を使っているので、値段に対して長く使えてコストパフォーマンスもいいですよ。6種類の厚みがあるので、いくつか試してみましょう。
FENDER ( フェンダー ) / 346 Shape White Medium
価格:40円
クラシックセルロイドと呼ばれるピックではスタンダードな素材のピックで、まさに基本のピックで初心者におすすめ。楽器屋さんに置いてある確率が高いため、手に入れやすいのもメリットです。
ストラップ(1,000円~)
ギターは椅子に座って弾くこともできますが、慣れてしまうと立って弾きづらくなる場合があります。バンドを組んでライブすることを考えている方は、ストラップを付けて立って練習するのがおすすめ。
最初は安価なナイロン製などで十分ですが、予算があるなら好みのアーティストと同じ物を使うと練習にも熱が入りますよ。
ERNIEBALL ( アーニーボール ) / 4037 POLYPRO STRAPS
価格:680円
これといった特徴のないシンプルなストラップですが、エリッククラプトンなど多くのアーティストが使用しています。癖がなく使いやすいので、これからギターを始める方におすすめ。
FENDER ( フェンダー ) / 099-0681-543
価格:1,480円
テレキャスター弾きならやはりフェンダーロゴが入ったストラップも欲しくなるもの。うるさすぎないデザインでテレキャスターにピッタリと合いそうですね。
弦(500円~)
ギターを購入すると弦が張ってあるのが普通ですが、店頭に並んでいた場合は古い弦がそのままの張ってある場合もあります。とりあえず演奏するのは問題ありませんが、切れる場合もありますし消耗品ですので予備の弦を用意しましょう。
ギターの弦には太さがあり1本ごとに「0.09」などの数字が書いてあります。どのメーカーも基本セットのようなものがありますのでまずはそれを使って、慣れてきたら太さを変えてみましょう。
ERNIEBALL ( アーニーボール ) / Regular Slinky 素材:ニッケルワウンド
価格:430円
世界中のアーティストも使う超定番メーカーの標準セットです。癖がなくどんなジャンルにも対応できる基本サウンドなので、初心者の方に使って欲しいですね。大抵の楽器屋とスタジオに置いてあるので、急に弦が切れてもすぐ手に入るのもおすすめポイント。
DADDARIO ( ダダリオ ) / EXL110 XL 素材:ニッケルワウンド
価格:470円
上で紹介したアーニーボールと人気を二分するもう一つの超定番メーカー。こちらも癖のない基本サウンドですが、アーニーと比較して落ち着いたサウンドと言われます。弦ごとに色分けされていて張り間違えないようになっているのも、初心者にはうれしいですね。
あると便利な物
ここからは必須ではないけれど、あると練習やメンテナンスが効率よく行える便利グッズを紹介します。予算があるなら最初からそろえるのがおすすめ。
ギタースタンド(1,000円~)
部屋の壁に立てかけても問題ありませんが、バランスを崩すと倒れてトラブルの原因となります。専用のギタースタンドならギターをしっかりと保持してくれるので安心。1,000円前後の安いものでも機能に問題はありませんが、スタンドのゴム部分がギターに触れると跡が残る場合があります。柔らかいタオルなどでギターを保護してあげましょう。
PLAYTECH ( プレイテック ) / GS1BK ギタースタンド
価格:680円
これといった特徴のない基本のギタースタンド。1,000円以内で超お求めやすいので、とりあえず買っておきましょう。
K&M ( ケーアンドエム ) / 17590 WAVE 20
価格:1,000円
コンパクトに折りたためるタイプのスタンドで、路上ライブなどするときに持っていけて便利です。ネックを支える部分がなくて、スタイリッシュなので部屋にギターを置いてもカッコよく決まりますよ。
ギターケース(1,000円~)
スタジオや屋外での練習、ライブなどの際にギターを持ち運ぶためのケースです。ハードケースとソフトケースがありますが、普段使いならソフトケースの方が使いやすくおすすめ。肩にかけるタイプ、背負うタイプなど様々な形がありますので、自分に合ったものを選びましょう。
上で紹介した必須グッズも一緒に持ち運ぶ必要がありますので、ポケットの数や大きさも大切です。楽譜が入る大きなポケットもあると便利ですよ。
PLAYTECH(旧ZENN) ( プレイテックゼン ) / Guitar BAG
価格:800円
シンプルな1ポケットがついているだけの廉価ケース。安いので、ケースを持っていない方はとりあえず持っておくといいでしょう。
FENDER ( フェンダー ) / FE620 Electric Guitar Gig Bag,
価格:6,280円
ちょっと値段は張りますが、クッションがしっかりして大切なギターをしっかり守ってくれるケースです。バックパックのように背負えて疲れにくいので、ライブや練習で電車移動が多い方におすすめ。
カポタスト(1,000円~)
カポタストとは一言で言うと「キーを変える」道具のことです。目的はいくつかあるのですが、コードを簡単にするために使われることがあり、初心者の方も持っていると便利なアイテムです。
高級モデルはワンタッチで脱着できて、ライブなどで使いやすいですが最初は安いものが1個あればいいでしょう。
PLANET WAVES ( プラネットウェイブス ) / NS Capo Lite
価格:980円
ネジを回して挟み込む廉価タイプのカポタストです。自宅練習など急いで脱着する必要がない場合は、このタイプで十分です。
G7TH ( ジーセブンス ) / Performance 2 Capo Silver
価格:3580円
ワンタッチですばやく脱着できて、緩まずにしっかりとホールドできる上級モデルです。確実な装着で安定した演奏ができるので、ライブなど失敗できないシーンでは必須ですね。エリッククラプトンも愛用する信頼性の高さがウリです。
指板潤滑剤・オイル(500円~)
コードチェンジで左右の移動があるときは、指板がよく滑る方が演奏しやすくなります。指板潤滑剤を付けると摩擦が少なくなり、演奏しやすくなるためおすすめです。弦の錆びを防止する物もあり、弦の寿命が延びるためおすすめですよ。
ローズウッド指板はコーティングされていないため、長期間弾かないと乾燥して割れることがあります。レモンオイルやオレンジオイルといった、専用の保護オイルを塗りこんで指板を保護しましょう。
TONE ( トーン ) / FINGER EASE ※指板潤滑材
価格:480円
潤滑はもちろん、弦のサビも防いでくれるため熟練度問わずすべてのプレイヤーにおすすめの1本。
PLANET WAVES ( プラネットウェイブス ) / Lemon Oil
価格:400円
自然素材のレモンエキスが入った保護オイルです。ローズウッド指板の方は、乾燥の季節が来る前に買っておきましょう。
ストリングワインダー(100円~)
弦交換するときに、ペグを回して弦を緩めたり張ったりしますが、手で回すのは時間がかかります。ストリングワインダーがあれば、くるくると素早く回せて弦交換が早く終わりますので、持っておくと便利です。
PLAYTECH ( プレイテック ) / String Winder
価格:120円
たったの100円ちょっとで、弦を緩める動作が倍以上のスピードになります。無くても大丈夫ですが、思い出したら勝買っておきましょう。
MUSIC NOMAD ( ミュージックノマド ) / MN221 -GRIP Winder-
価格:1,520円
回転部にベアリングが入ってなめらかな巻き心地のワインダーです。一生ものの高級ギターを買ったら、メンテナンスグッズにもこだわってみましょう。
メトロノーム(2,000円~)
ギターに限らず楽器演奏はリズムが大切です。リズム感を養うにはメトロノームを使った練習が有効。スマホアプリなどを活用してもいいですが、バッテリー持ちなど考えると専用品があると便利ですよ。
KORG ( コルグ ) / IE-1M IN-EARMETRONOME
価格:1,380円
イヤホンのように耳にはめて使えるメトロノーム。アンプの音量が大きいとクリックが聞こえづらいので、スタジオ練習やライブシーンで活躍します。
SEIKO ( セイコー ) / SPM320B
価格:2,370円
昔ながらのデザインのメトロノームですね。お部屋のインテリアとしてもおしゃれな雰囲気が味わえます。
テレキャスターと言えばこの人!
好きなアーティストの真似をするのは、楽しい練習に必要ですし、上達の早道でもあります。ここでは、テレキャスターの名手として有名なアーティストを紹介します。好みのプレイスタイルやサウンド探しの参考にしてくださいね。
布袋寅泰(BOOWY・COMPLEX等)
説明不要の日本が誇るギターヒーローで、ギターに興味がない方でも名前を知らない人は少ないでしょう。布袋モデルと呼ばれる独特のカラーリングをしたフェルナンデスのテレキャスターが有名です。「簡単だけど耳に残るフレーズ」を追求したプレイは、参考になる部分も多くおすすめ。
『 BAD FEELING』
アベフトシ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)
激しいカッティング奏法を得意とし、「曲が始まってから終わるまで俺のギターソロ」などの名言を残している漢気あふれるギタリスト。はっきり言って真似できるレベルではありませんが、テレキャスター使いならいつかは弾きこなしてみたいプレイですね。
『ロシアンハスキー』
向井秀徳(ZAZEN BOYS・ナンバーガール)
ただでさえジャキジャキとした硬い音のテレキャスターですが、まるで刃物のような鋭いプレイが特徴です。普通は高音が強すぎると聞きづらいのですが、ジャキジャキしながらも聞き入ってしまう彼のサウンドは参考になるはず。
『はあとぶれいく』
TK(凛として時雨)
エフェクターを多用する変幻自在で独特なギタープレイが持ち味です。シェクターというブランドで本人モデルをオーダーすることができ、まったく同じギターを使うことができます。
『Enigmatic Feeling』
橋本 絵莉子(チャットモンチー)
テレキャスターを弾きながら歌う彼女のおかげで、ガールズバンドのテレキャスター率が上がったと言われています。3ピースバンドのギターボーカルとして参考になる部分が多いので、プレイやサウンドをチェックしてみてください。
『シャングリラ』
エジマハルシ(ポルカドットスティングレイ)
若手ながら独特のフレーズと高い演奏力で注目のギタリストです。パッと聞いただけで「あ、カッコいいな」と思わせるカッティング中心のプレイはぜひコピーして欲しいですね。カッコいいけど邪魔にならない、バンドを引き立てるフレーズにも注目。
『テレキャスターストライプ』
宮崎朝子(SHISHAMO)
さわやかなギターボーカルから「BYE BYE」のイントロのような鬼気迫るカッティングまで、幅広いプレイをこなします。「プロビジョンギター」というオーダーメーカーのオリジナルテレキャスターがカッコいいですね。
『BYE BYE』
ギターを上達させるなら、通いやすい『シアーミュージック』がおすすめ!
せっかくギターを手に入れたなら、どんどん上達してバンドを組んでみたいですよね。効率的に上手くなるためには、初心者のうちから正しい奏法や正確な音感を身に付けることが必要です。しかし、独学で練習していると妙な癖がついてしまう事が多いため、ギター教室の利用がおすすめ。
ギター教室に通うなら、全国に店舗を構えていて通いやすい『シアーミュージック』がおすすめ。WEB予約システムで自由に予約が取れるので予定を組みやすいですね。キャンセルも前日の17時までOKなので、急な予定が入ってもレッスンが無駄になりません。
レッスンブースは、空いている時間に無料で使うことができます。レッスンの予習復習はもちろん、気軽にふらっと立ち寄って演奏を楽しむこともできます。スタジオ代がかからないのはうれしいポイントですね。楽器レンタルもあるので、仕事や部活の帰りに手ぶらで寄ってもレッスンや練習ができますよ。
無料体験レッスンが用意されていて、実際のレッスンを受けることができます。まだギターを持っていなくても大丈夫ですので、気になる方はぜひ利用してみましょう!
まとめ
今回はテレキャスターの選び方や魅力について細かく解説してきました。独自のサウンドを持ちながらも幅広い音楽シーンに対応するテレキャスターは、最初の1本としてもおすすめのギターです。当記事を参考に、予算や使いかたに合ったテレキャスターを手に入れて、ギターライフを満喫してださい!