「米津玄師のLemonを歌いたいけど、なんか難しすぎる…」
「カラオケで高得点を出す方法はないの?」
カラオケランキング1位にもなった、米津玄師さんの「Lemon」。ドラマ「アンナチュラル」の主題歌であり、誰もが知っている有名曲の1つです。カラオケで上手に歌えたら、きっと盛り上げられますよね。
しかし米津玄師さんの「Lemon」は、歌うのにかなり難易度の高い曲です。そこで今回は、米津玄師さんの「Lemon」の難易度が高い理由と、克服して上手に歌う方法をご紹介します。さらに、カラオケ前にやっておきたいウォーミングアップ法もご用意しました。
米津玄師さんの「Lemon」を歌いこなせるようになり、カラオケがさらに楽しくなることにこの記事がお役に立てば幸いです。

りこぴん(21歳)
ボーカリスト、ベーシスト、サウンドクリエイターです。仮歌・ライブ・サポートを100以上経験しています。
目次
どうして、米津玄師「Lemon」はこんなに歌いづらいの?
「米津玄師の『Lemon』、なんか歌いづらいんだよなぁ…」
「どうして思った通りに歌えないんだろう?」
実は「Lemon」は、米津さん本人も取材で認めているほど、歌うのが難しい曲なのです。そんな難易度の高い曲を上手に歌いこなすためには、どこが壁なのかを理解しておく必要があります。そこで、米津玄師さんの「Lemon」が難しい理由をご紹介します。
①リズムの取り方が難しい!
米津玄師 MV「Lemon」 https://t.co/CnPypgOYPB @YouTubeより
なんかこの前カラオケで歌おうとしたけどテンポというかリズムというか難しくない?コレ。— 雀碁 (@jango880123) March 9, 2018
「なんかリズムが取りづらいなぁ、、」
と感じませんか?それもそのはず、米津玄師「Lemon」は、拍の取り方が一般的なJ-POPと真逆なのです。本来のJ-POPは、2拍目と4拍目にアクセントを置くのが一般的です。しかしLemonのアクセントは1拍目と3拍目になっています。クラシック曲などと同じ拍の取り方をしているから、歌いづらいんですね。
②Aメロ低すぎてマイクに声が入らない!
米津玄師「Lemon」は、Aメロがとても低いです。大きな声で低い音が歌えないために、カラオケのマイクが声を拾ってくれない、という事態がおきてしまいます。
③サビは高すぎて声が出ない!
Aメロから一転してサビはかなり高いです。
「サビを歌いやすくするためにキーを変えると、今度はAメロが出なくなる…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?1曲の中で使用する音域がかなり広いのが、米津玄師「Lemon」の難しいところです。
米津玄師「Lemon」を上手に歌うコツは?
以上で説明した、米津玄師「Lemon」の難しさを克服して、上手に歌うコツをご紹介します。
①拍を意識して、アクセントを付ける
1拍目と3拍目にアクセントを置くことを意識しましょう。
Aメロだったら、
いま「だ」にあな「た」のこと「を」 夢にみ「る」
と、1拍目と3拍目を強く歌うことを意識してみましょう。
「どこが1拍目と3拍目なのかわからない!」という人は、以下の動画を見てください。コードが切り替わっているところ(アルファベットの下)が1拍目と3拍目です。ここにアクセントをつけて歌ってみましょう。
②AメロとBメロの低いところはチェストボイスを使う
低い音が出しにくくて、マイクに声が入らない…という方のために、「チェストボイス法」を紹介します。「チェストボイス法」とは、低音を胸で響かせることで、小さくしか出せなかった低音の声量を増やすテクニックです。
<チェストボイス法のトレーニング方法>1 口を閉じて低い鼻歌を歌います。指で鼻に触れた時に、鼻が振動していれば鼻腔に響いているのでOKです。
2 発声方法は変えずにだんだん口を開いて、歌声に切り替えていきます。
「んーーーーーーー(鼻声)んぁーーーー(裏声)」という感じです。
3 そのまま胸の真ん中に手を当てたときに、胸も振動していればOKです。
少しずつ音程を下げていくことで、チェストボイスで出せる音域を広げることができます。歌の途中で出しにくい低音に遭遇したら、胸に手を当てて「チェストボイス」の響きを確認しながら歌うと出やすくなります。
③サビの高いところはミックスボイスを使う
Aメロの低さから一転して、サビはめちゃくちゃ高いですよね。
「どうして米津玄師さんは裏声を使わずにあんなに高い音が出せるの?」
それは米津玄師さんが、ミックスボイスを使って発声しているからです。ミックスボイスとは、裏声と地声の間の発声法です。裏声でしか出せない高音を、地声風の太い声で出すという良いとこ取りのテクニックです。今まで高くて出なかった曲も歌えるようになるので、ぜひマスターしてみてください!
手順① まずは正しい呼吸方法をマスターしよう
まずはお腹から発声ができるように、正しい呼吸方法を覚えましょう。喉を使った発声方法で、本格的な音域拡張のトレーニングをしてしまうと、喉を痛めるだけでなく、音域拡張の効果が薄れてしまいます。本格的なトレーニングを始める前に、腹式呼吸をマスターしてお腹から発声ができるようにしましょう。
腹式呼吸を最短でマスターするならドッグブレスがおすすめです。
腹式呼吸とは、「横隔膜」と呼ばれる肋骨とおへその間にある筋肉を使って呼吸する方法です。そのため、腹式呼吸をマスターするには、横隔膜を鍛える必要があります。
横隔膜の鍛え方はありますが、最短でマスターするならドッグブレス法がおすすめです。
口を開けて、「ハッハッハッ」と犬のように短く鋭い呼吸をするだけ。
肋骨とおへその間を手で触ったときに、動いていればOKです。横隔膜を動かす感覚が掴めてきたら、同じ場所を動かしながら発声する練習をしてみましょう。
手順② 裏声をマスターする
基本的な発声ができるようになったら、ついに高音テクニックのトレーニングです。まずは裏声を出せるようになりましょう。
裏声を出すには、喉を開いて声を鼻腔に響かせる必要があります。その練習にもってこいなのが鼻歌、通称「ハミング」です。鼻歌と同じ声帯の状態で歌えば、自然と裏声になります。
<裏声のトレーニング方法>1 口を閉じて鼻歌を歌います。指で鼻に触れた時に、鼻が振動していれば鼻腔に響いているのでOKです。
2 発声方法は変えずにだんだん口を開いて、歌声に切り替えていきます。
「んーーーーーーー(鼻声)まーーーー(裏声)」という感じです。切り替えた時にも、鼻が振動しつづけていれば、きちんとできている証拠です。
少しずつ音程を上げていくことで、裏声で出せる音域を広げることができます。
手順③ 裏声に地声を混ぜて、ミックスボイスをマスターする
裏声ができるようになったら、ミックスボイスの練習をしましょう。ミックスボイスとは、地声と裏声を混ぜた発声法のことです。1番力強くて厚みがある地声と、高音を出せる裏声を混ぜることで、地声風の高音がでます。
ONE OK ROCKのボーカルTakaさんも、ミックスボイスを多用していることで有名です。
2 そのまま音程を変えずに、裏声に少しずつ地声を足していく。音程を徐々に上げていくと、どんどんミックスボイスで出せる高音が広がります。
慣れてきたら、実践にも応用してみましょう。
2 ミックスボイスで全部歌う。
これを繰り返すと、ミックスボイスのコツがどんどん掴めるようになって、実際に歌うときにも使いこなせるようになります。
これらのことを意識して、以下の動画を見ながら家でも練習してみましょう。
最初は全て鼻歌で歌ってみて、その後チェストボイスやミックスボイスに切り替える練習方法がおすすめです!
カラオケで歌う直前にやりたい!ウォーミングアップ方法
友人とカラオケに行って、自分の歌声を披露するなら、最高のコンディションで挑みたいですよね。
「でも友達の前でガチガチのウォーミングアップをするのも、なんだか恥ずかしい…。」
そこで、カラオケ前に密かにできるウォーミングアップ方法を紹介します。歌うのに必要な体の部位をほぐしておくだけで、発声がしやすくなります。これなら歌う前にトイレに行って、個室の中でもこっそりできますよ。
①首回りをほぐす
2 上を向いて首の筋肉を伸ばす
3 上を向いたまま、頭を斜めに傾けて、首の横の筋肉を伸ばす
4 首の筋肉を手でほぐす
これを2回ほど繰り返すことで、首回りの余分な力がなくなり、喉を開きやすくなります。
②喉の内側をほぐす
2 そのまま舌を前に突き出して20秒キープ
これを3回繰り返すことで、喉を開きやすくなるだけでなく、滑舌改善効果も生まれます。
③肩とお腹をほぐす
2 両手を上で組んで、体を横に倒して、お腹の横を伸ばす
3 そのまま体を後ろにそらして、お腹を伸ばす
これを3回繰り返すことで、お腹の余分な力が抜けて、腹式呼吸がしやすくなります。
カラオケでさらに高得点を出したい人は、ボイトレがおすすめ!
「もっと本格的に歌を学んで、カラオケで高得点を出したい!」
という人におすすめなのが、ボイトレ教室に通うことです。マンツーマンのボイトレ教室では、ひとりひとりが抱えている歌の欠点を見つけて指導してくれます。ネット上に掲載されているボイトレ法は、全員に言えることしか書いてありません。自分にぴったりの練習方法を見つけるなら、ボイトレ教室に通ってみましょう。
東京都内やその周辺に住んでいる人は、「ボーカルレッスン ミュウ」がおすすめ!
初心者には、東京を中心に教室展開をしている『ボーカルレッスンMyU』がおすすめです!初心者コースや、音痴克服コースがあり、歌がコンプレックスの人や初心者も安心して受けられます。レッスンは10時〜22時まで対応しているので、学校やお仕事帰りにもサクっと練習できます。また、1レッスン5,000円〜と都内のボイトレの中でも圧倒的な低価格でありながら、現役のプロによるレッスンや充実した設備を実現させた、コスパの良さも人気の秘訣です。
レコーディングレッスンや、定期イベントも用意されており、趣味とは思えないくらい幅広く歌を楽しむことができます。無料でスタジオレンタルもできるので、個人練習をしたいときもバッチリです。
渋谷校/吉祥寺校/新宿校
池袋校/秋葉原校/横浜校
大宮校/福岡天神校
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東京都以外に住んでいる人は、「シアーミュージック」がおすすめ!
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シアーミュージックでは、歌だけでなく、ギターやピアノなどの弾き語りレッスンにも対応しています。月に複数回あるレッスンの内容を、自分で振り分けることができます!「今月は2回はボイトレやって、残りの2回はギターをやろう」という風に、柔軟にレッスン内容が組めます。東京都外に住んでいる人や、ギターボーカルなどを担当しているバンドマン、弾き語りをやってみたいという人は、絶対にシアーミュージックがおすすめです。(ギター、ベース、ウクレレ、ピアノなど様々な楽器に対応しています。)
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米津玄師「Lemon」を歌いこなして、カラオケを盛り上げよう!
今回は米津玄師「Lemon」を上手に歌いこなして、カラオケで高得点をとるコツをご紹介しましたが、いかがでしょうか。難しい曲でも、難しい理由とその克服法をマスターすれば、誰でも上達できます。また、カラオケ前にやっておきたいウォーミングアップ法もご紹介しました。さらにカラオケを上達させたい人は、一人一人にあった指導をしてくれるボイトレ教室に通うのもおすすめです。
あなたが米津玄師「Lemon」をマスターし、カラオケで気持ちよく歌えるようになることに、この記事がお役に立てば幸いです。