「デスボイスが出せるようになりたい!」
「でも練習していたら喉を痛めてしまった…」
激しいロックを歌うとき、デスボイスが出せたらかっこいいですよね。カラオケやライブでデスボイスが出せたら、場も盛り上がるはず。しかしデスボイスは難易度の高いテクニックです。間違った練習方法をつづけると、喉を痛めてしまうこともあります。そこで今回は、自宅でもできる、正しいデスボイスの出し方をご紹介します。正しいデスボイスのトレーニングを続けることで、喉を痛めずにデスボイスを出し続けられるようになります。
今回の記事が、あなたの技術を向上させて、さらに歌を楽しめるようになることに貢献できれば幸いです。

りこぴん(21歳)
ボーカリスト、ベーシスト、サウンドクリエイターです。仮歌・ライブ・サポートを100以上経験しています。
目次
デスボイスとは
デスボイスとは、いわゆる「ダミ声」や「がなり声」と呼ばれる発声方法のことです。デスメタルやブラックメタル、グラインドコア、メタルコア、スクリーモなどの激しいロックのジャンルでよく使われます。あの独特な歌声によって、激しい痛みや怒り、苦しみなどを表現しています。
絶対やめて!よくある間違ったデスボイスの出し方
デスボイスはファルセットなどに比べると、まだ認知度の低いテクニックなのでなので、正しい練習方法が一般化されていません。ネットで調べると、間違ったやり方で溢れています。間違ったやり方で練習し続けると、実践で使えるほど上達できないどころか、喉を痛めてしまう危険性もあります。
間違い① 咳をするように声をだす
「咳をするように声を出す」という出し方は、よくネットに書いてありますが、絶対にやらないでください。喉を痛めます。風邪をひいたとき、咳をしすぎて喉が痛くなる現象と全く同じで、繰り返すと確実に喉をやられてしまいます。最悪の場合、結節やホリープを引き起こし、一生歌えなくなってしまうことも。
間違い② 息をふんだんに出すことで、声を歪ませる
「息をふんだんに出すことで、声を歪ませる」方法は、技術的に上達できません。なぜなら、声を歪ませるために、通常よりも多く息を出すため、息が続けなくなるからです。よほど肺活量がある人ならいけるかもしれませんが、普通は実際に歌うときに活かすことはできません。
喉を痛めない!正しいデスボイスの出し方
正しい出し方さえわかれば、ほとんど喉に負担をかけることなくデスボイスを出せます。そこで、正しいデスボイスの出し方を紹介していきます。
ファルセットを習得して、喉を完全に開けるようにする
正しいデスボイスは、喉を開いた状態で行います。まずは喉を開いて歌う技術、「ファルセット」を完全にできるようにしましょう。
ファルセットを出すには、喉を開いて声を鼻腔に響かせる必要があります。その練習にもってこいなのが鼻歌、通称「ハミング」です。鼻歌と同じ声帯の状態で歌えば、自然とファルセットになります。
<ファルセットのトレーニング方法>1 口を閉じて鼻歌を歌います。指で鼻に触れた時に、鼻が振動していれば鼻腔に響いているのでOKです。
2 発声方法は変えずにだんだん口を開いて、歌声に切り替えていきます。
「んーーーーーーー(鼻声)まーーーー(裏声)」という感じです。切り替えた時にも、鼻が振動しつづけていれば、きちんとできている証拠です。
少しずつ音程を上げていくことで、裏声で出せる音域を広げることができます。
正しい歪ませ方を理解する
ファルセットができるようになったら、そのまま歪ませられるようにします。喉を”軽く”締めて、ファルセットを大声で力強く叫ぶように発声しましょう。その時に、水でうがいしている時のようなガラガラ感覚がきたらOK。これがいわゆる「シャウト」です。このシャウトを出す感覚を覚えましょう。
音程を調整する
シャウトを出せるようになって、歪ませ方を覚えたら、あとは音程を調節するだけです。
音程は、響かせる身体の部位で調節します。
中音の場合は、目の前
高音の場合は、鼻から頭蓋骨上部にかけて(ファルセットと同じ)
を響かせましょう。狙った部位に響いているかどうかわからない人は、その部位を指で軽く触れた時に振動していればOKです。
デスボイスを練習する際の注意点
デスボイスをマスターできないうちは、練習している時どうしても喉に負担がかかります。正しい発声法を習得するまでは、長時間の練習は控えましょう。1日で習得しようとしたりせずに、時間を分けて少しずつコツを掴んでいきましょう。
カラオケで歌う直前にやりたい!ウォーミングアップ方法
人前で練習の成果を披露するなら、最高のコンディションで挑みたいですよね。
「でも人前でガチガチのウォーミングアップをするのも、なんだか恥ずかしい…。」
そこで、カラオケやライブ前に密かにできるウォーミングアップ方法を紹介します。歌うのに必要な体の部位をほぐしておくだけで、デスボイスが出しやすくなります。これなら歌う前にトイレに行って、個室の中でもこっそりできますよ。
①首回りをほぐす
2 上を向いて首の筋肉を伸ばす
3 上を向いたまま、頭を斜めに傾けて、首の横の筋肉を伸ばす
4 首の筋肉を手でほぐす
これを2回ほど繰り返すことで、首回りの余分な力がなくなり、喉を開きやすくなります。
②喉の内側をほぐす
2 そのまま舌を前に突き出して20秒キープ
これを3回繰り返すことで、喉を開きやすくなるだけでなく、滑舌改善効果も生まれます。
③肩とお腹をほぐす
2 両手を上で組んで、体を横に倒して、お腹の横を伸ばす
3 そのまま体を後ろにそらして、お腹を伸ばす
これを3回繰り返すことで、お腹の余分な力が抜けて、腹式呼吸がしやすくなります。
さらに本格的なテクニックや発声を学びたい人は、ボイトレがおすすめ!
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【新宿校】東京都新宿区西新宿1-12-1高倉第1ビル 6階
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かっこいいデスボイスで、場を盛り上げよう!
今回は、デスボイスの出し方をご紹介してきましたが、いかがでしょうか。正しく発声すれば、喉を痛めることなく思う存分にデスボイスが出せるようになります。また、ライブやカラオケで歌う前に手軽にできるウォーミングアップ方法もご紹介しました。歌を披露する前にぜひやってみてください。
今回の記事が、あなたの歌唱力を向上させることの参考になれば幸いです。